アップルストア心斎橋

2007年11月27日未分類

昨日は、1日のうちに色々なことがあった。
まずは、大阪に向かう電車でのこと。
林間田園都市駅から、電車に乗ろうとしたら、人身事故があったため電車が遅れているというアナウンスが、くり返しおこなわれていた。8時19分発の急行難波行きが駅を出たのは、8時30分を過ぎていた。結局、電車が1本なくなったという具合だった。
ぼくの前に、30歳半ばくらいの女の人が、ベージュのコートを着て立っていた。
「おばちゃんやな」と思っていると、2つめの駅で人がどっと入ってきた。
その女の人が、ぼくの横に並ぶような形になった。
ふと横顔を見ると、従兄の娘のRちゃんだった。
肩をとんとんと叩くと、
「あれ、ヒロ兄」
「どこのおばちゃんかなと思っとったんやけど」
「おばちゃんで悪かったね」
2人して笑いながら、会話がはじまった。
彼女は、林間の駅のすぐ近くのマンションに住んでいる。出勤するために電車に乗ったということだ。
同じ車両に乗って、目と鼻の先にいてもしばらくまったく気づかなかった。
偶然というのは面白い。
大阪の天満橋で、郵政グループとの懇談会が終わったのが12時過ぎ。
昼食を食べに入ったお店に、京都の代表の方々がいたので、同席させていただくことになった。
発言者の中に非常に発音のよい女性の方がいたが、その人がぼくの斜め前に座っていた。この方は、石村かず子さんで京都3区代表という肩書きが、名刺に刷り込まれていた。アナウンサーの経歴をもっているのかもと思って話を聞いていると、養護学校の先生だったのだという。
自然の中での子育てがいいという話が出たので、花園村の宿泊施設の話をして、「ぜひ、かつらぎ町の施設をご利用下さい。パンフレットをお送りします」という話をした。
帰りは、心斎橋で降りて、アップルストア心斎橋店に立ち寄った。
店は、高級ブティックのような感じで、iMacやMacBook、MacBook Pro、iPodなどがかなり広い空間をとりながら配置されていた。
iPod nanoの背面は、いい感じにカーブしており、鏡面仕上げになっていた。小さな画面で動く動画もきれいに見えた。
店員の方々は、赤いTシャツを着ていた。
女の店員、2人の肩に声をかけられたので、すでにLeopardをインストールした話を交わした。
「その赤いTシャツは販売していないんですか」
「していないんですよ。この店の店員にならないと」
若い女性の店員は、笑顔でそう答えた。
2階に登る階段は、透明な強化ガラスのようなものでできているらせん階段だった。2階の部屋は、相談ルームも兼ねており、Macを持ち込んで修理をしてもらっている方もいた。
1階も2階も日本人に混じって外国人がごく自然にMacを触っていた。
マルチリンガルなMacなので、店頭に並んでいるMacを英語に切り替えたり、フランス語に切り替えたり、中国語に切り替えたり簡単にできる。
インターネットにつながっているので、Mailを打つ気になれば、打てる状態にある。
高級ブティックのようなアップルストアの1日の売り上げは、いかようだろうか。
電気屋の量販店のようなエネルギッシュで、商品があふれかえるような雰囲気はない。静かな空気が流れる中で、おしゃれに会話が進んでいるというような感じだった。
心斎橋から地下鉄で一駅だったので、難波まで歩くことにした。
こっちが難波だなと思って歩き、お店の前で掃除していた女の人に、「難波はこっちですか」と尋ねてみた。
女の人は、驚いた表情で90度違う方向を指さして、「こっちですよ」と言ってくれた。聞かないで歩いていたら、難波から遠ざかることになるところだった。
車は、林間田園都市駅の真下にある阪本事務所に置いていたので、かつらぎ町の役場に着いたのは、4時30分頃だった。
一般質問に、和歌山県の「芝生化計画」をかつらぎ町でも採用し進めようという話を付け加えた。
学校のグラウンドを緑の芝生に変えよう。この話には夢がある。
7時からは、Mさんのお通夜に参列した。
孫の男の子が、天井を見ながら泣いていたのが印象的だった。
夜、自宅でくつろいでいるとH議員から電話があった。
「川のカニいらんか。りんごも食べるかい」
電話の向こうの声が弾んでいた。
「はい、いただきます」
しばらくすると、家の前に車が止まる音がした。同時に携帯電話が鳴った。
Hさんだった。
電話で話をしながら外に出ると家の前に軽トラックが止まっていた。
カニとりんごをもらって、ありがとうを言い、車を見送った。
これが、昨日の出来事だった。郵政グループとの交渉内容を書いたら、それ以外のことが書けなかった。という訳で本日の記事にした。
Apple iPod touch 8GB MA623J/A