ネットにつながらない
昨夜、Blogに日記を書こうと思って、Macを立ち上げるとネットにつながらなくなっていた。何度設定を試みてもうまく行かないので、日記を書くのをあきらめた。
あきらめるのに数時間が必要だった。夜中の作業は、こたつに入っての作業とおなり、疲れたのでそこで眠ってしまった。
今日は眠たい。睡眠不足。
原因不明というのは、どうも精神衛生によくない。
人間は、机の上で考えて答えが出ないときは、歩き回るのがいい。場所を移動して新しい刺激を受けると、ひらめいたりする。
朝、赤旗の日刊紙を配るのに事務所に来たときに、
「もしかしたら、事務所で昨日設定した、設定が大問題を引き起こしたのではなかろうか」──そんな思いが胸をよぎった。
事務所での昨日の作業が頭に浮かんできた。
昨日の昼下がり。光電話がプッ、プッ、プッ、プッという音がして耳につくので改善してほしいと言われたので取りかかった。この音の原因は、ファームウエアのアップデートが求められているのに、更新していなかったことによる。
そこで、MacをLANケーブルでアダプタにつなぎ、アップデートをおこなった。しかし、音は消えなかった。設定の書類を見ていると、電話の側でアップデートする方法が書かれていたので、これを試してみた。音はすんなり消え、アップデートを求める赤いランプも消えた。
そのあと、LANケーブルでの接続ができていないことを発見したので、LANによるネットへの接続を試みた。
でも、これがうまく行かない。プロバイダー用のIDとパスワードを入力しても、受け付けない。仕方がないので、自宅と同じ接続設定にしてみた。するとすんなり接続できた。なぜつながったのか不思議だった。しかし、事務所の設定がうまくいったので、昨日は、気をよくして家に帰った。
しかし、どうも事務所でおこなった設定が悪かったようだ。
朝、事務所のLANケーブルの接続を事務所要の設定だけに戻すと、昨日あれだけエラーが出て、つながらなかったのに、今日は非常にすんなり設定できた。
あきれてものが言えない。
何が原因で接続不能状態だったのかがよく分からない。
これでようやく、自宅の設定が未使用状態になったので、自宅のAirMacはつながると思われる。
パソコンの設定については、20年間、同じような体験を繰り返してきた。
あーでもない、こーでもないという試行錯誤をくり返し、原因を特定していくと、うまく行かない中で、同時にさまざまな推論が浮かんでくる。MS-DOSの時代は、その推論を試すことによって、設定上の問題をクリアできたことが何十回もあった。
Windowsになり、Macになってパソコンのシステムが複雑になる中で、手に負えない問題が増えてきたし、ソース部分に自分でアクセスして、プログラムを組むということがなくなった。UNIXレベルでプログラムを組める人は、太刀打ちできるのだろうけれど、ぼくには手に負えないし、生半可にSystemをさわると、複雑な構造物を壊してしまう。これは、Systemが複雑になる中で、ブラックボックスが増えたことを意味する。
簡単なシステムの方が、ハードルが低い反面、素人でも創意工夫できるし、それが生きるということだろう。
ま、何はともあれ、これでうまく行きそうな確信が沸いてきた。
そういう訳で、この記事は、昨日の日記ということになる。