日本共産党はいいことばかりいう

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「日本共産党は、いいことばっかり言っている」
こういう感想を聞かせていただいた。
「果たして、実現できるのかどうかという感じがする」
そこで、普天間基地の問題になった。
海兵隊は日本を守っているのかどうか、という話になった。
「海兵隊には3つの部隊があり、本国アメリカに2隊、日本に1隊ある。他の国には海兵隊は置かれていない。あの軍隊は侵略のための軍隊なので、他の国は海兵隊を置くことを認めない」
こういう説明をすると、このような説明は初めて聞く話だという。
「朝鮮戦争への介入、ベトナム、イラク、アフガニスタンへの戦争は、アメリカによる侵略であり、海兵隊はこれらの戦争に真っ先に参加した。北朝鮮との関係で、海兵隊が果たす役割があるとすれば、それは、北朝鮮にアメリカが戦争をしかけるときだ」
こういう話も、初めて聞く話だという。
日本共産党が、語っている話は、マスコミが流している情報とはかなり違う。
日本共産党だけが言っているかのような話になる。
消費税増税の話もそうだ。
日本は、直接税の負担を増やしながら、消費税を増税しようとしている。国民にはこの間負担を押し付けてきた。その上に消費税を10%に増税するという話だ。
60兆円あった税収が、現在37兆4000億円にまで下がっている。その上、法人税を15%も下げたらどうなるのか。国民に消費税増税の重荷をかけて、法人税を減税したら本当に税収は確保できるのか。
橋本内閣の時に消費税を5%に引き上げた。1997年のその年から所得税が落ち込んだ。
こういう事実の意味を歴史を踏まえて検証しなければ、大変な事態を招くのではないだろうか。
国民の所得がこの10年間で10%も減少している時代の中で、さらに消費税を10%に引き上げることの是非は、冷静に見極められなければならない。
テレビのコメンテーターは、「法人税を減税して消費税を増税することに対し、国民は理解しているんですよ」と語っていた。
これはしかし、世論の誘導ではないか。
こういう流れに異を唱える日本共産党は、異端児扱いされる。
日本共産党の正論が、理想論のように聞こえたり、極端な論議のように聞こえたりして、説得力がないというのは、どう考えたらいいのだろうか。


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Posted by 東芝 弘明