飲み会の外は雪
朝起きると心配していた雪は積もっていなかった。お昼から断続的に降った雪も少なかった。
夜、飲み会があったので参加した。お店に入る頃から雪が降り始めた。通された部屋から窓の外を見ると「積もるかも知れない」と思うほど激しく雪が降っていた。
「楽や」という店の前には東京屋という葬祭場がある。あの時からもう1か月がたったのかという思いが頭の中に浮かんできた。
いろいろな話をした後、11時をまわってから3階から手すりをつたって下に降りた。空気は冷たかった。
「気持ちいい」
「寒くないね」
温もった体には心地よい冷たさがあった。心配していた雪は、車の屋根やフロントガラスに積もっているだけで、道路はまったく大丈夫だった。
みんなで再会を約束して帰路についた。いい飲み会だった。
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