52歳の誕生日
1月9日、Macにコーヒーを飲ませてあげると心肺停止状態になった。困り果てたあげくに中古のMacを購入して、環境を完全に移植して現在に至っている。
2月19日。ぼくの誕生日。いつまでもMacを箱に入れて置いていても仕方がないなと思い2階の書斎に持っていった。棚の上に置く前に一度、起動を試みた。
ガーン（映画ウォーリーで、ウォーリーがMacを立ち上げたときに聞こえる音）、そのあとくるくる回る表示が出て、レインボーカーソルが現れた。
「もしや、立ち上がるかも」
期待しているとログイン画面が表示された。パスワードを入れる。しばらくするとピエロの画面（壁紙）が現れた。
「やった、起動成功」
41日目にして、心肺停止状態だったMacBookProは、自力で生還してきた。キーボードに鼻を近づけてみるとコーヒーの香りがする。すごい。
ハヤブサの生還のようだ。
娘を呼びに行った。
「Macが立ち上がった。このMacあげるよ」
娘は喜んで書斎に吹っ飛んできた。
2012年2月19日、52歳の誕生日は、MacBookProの生還から始まった。なんといういい誕生日だろう。
FaceBookには誕生日のお祝いメッセージが、何通も届きはじめた。全国から「おめでとうございます」というあいさつが届く。何だかものすごく嬉しい。数えてみるとメッセージにコメントをいただいた人も含め16人の方からお祝いをいただいた。メールでお祝いの言葉をくれた方もいた。
あらためて、お礼の言葉を書いておきたい。
「ありがとうございます」
午前中は、事務所で子育て・新システムと残業問題の文献を読んだ。11時半から入党のお誘いに行き、午後1時半から新入党の学習のためにAさん宅を訪問した。Aさん宅のテレビはレグザの3Dだった。少し3Dのavatarを見せてもらった。なかなか凄い。音響にこっている人なのでテレビが大きなスピーカーとつながっている。床に響く重低音の音が体を揺さぶるように広がった。
夕方から妻と2人で洋服の青山に行き、ぼくの服の買い物をしてもらい、そのあと「AllWays 3丁目の夕日」を見に行った。時間帯が午後6時30分だったので3D作品だった。笑ったり泣いたりできる作品で幸せな気分になる。午後1時30分に帰宅すると留守番の娘が2階から下りてきた。
