この地図を見て一緒に考えてください
福島原発事故の放射能による汚染状況の地図がFacebookに公開されていた。
この地図を見ると原発事故が、どのような事態を引き起こすのかを目に見える形で示している。
細かい説明を見ると、さまざまな観測データを総合してこの地図が作られていることが分かる。観測の数値の精度、観測の時期などがバラバラなので、正確性については保証できないとしている。
本来ならば、こういう地図を文部科学省こそが作成しなければならない。
こういう汚染地図が、政府の手によって明らかにされないところに日本の異常な現実がある。それでもなお、こういう地図の意義は小さくない。
こういう認識の上に立って、
次のように訴えたい。
この地図をしっかり見てほしい。
この現実を見て欲しい。
この事実の前に立って、胸に手を当てて思ってほしい。
政治は何をすべきなのか。
原発稼働の意味を考えて欲しい。
安全性を確認もせずに、どうして原発を動かせるのか。
反原発を掲げている人の運動は無責任だと橋下徹市長は言った。
何という無責任な発言なんだろう。
福島から原発を考えよう。
そして、力を合わせよう。
原発を推進している勢力に、自分たちの意思を伝えよう。
一言意見を言わせていただきます。共産党の原発反対というのは実に単純な意見に過ぎません。日本国のエネルギー政策上、ある一定割合の原子力利用は必要です。もう一つ、安全対策は現状十分にされていると思いますが・・それが絶対か?と言われれば絶対ではありません。格納容器の中で核分裂反応をさせて発電してるんだからそりゃ~未来に起こりうるすべての問題に100%対応しているかどうかは誰もわからない。でも原子力を利用しないリスクと脱原発のリスク天秤にかけると。脱原発のリスクの方が大きいと思います。
日本共産党は、原発の最大の問題は、核分裂反応によって大量の死の灰(放射性物質)が生成されてしまうことと、使用済核燃料の処理ができないことだと認識しています。中間処理場である六ヶ所村からは、放射性物質が漏れ出していることも明らかになっています。
この問題は、事故が起こらなくても、解決できない大問題として私たちの前に提起されています。
脱原発を実現しないと、非常に近い将来、原発は行き詰まってしまいます。
福島原発事故は、このことを最悪の事故で証明してしまいました。汚染は広がっています。事態は収束していません。子どもに甲状腺異常が確認されはじめています。
この現実こそが、脱原発を求めているのです。現在の状況だけに留まって、事態を推し量るのではなく、科学技術を再生可能エネルギーを活用する方向に発展させないと未来はありません。
地熱発電を行うべきです。風力にも大きな潜在能力があります。小水力も面白い。脱原発は、科学技術の発展でもあるのではないでしょうか。
東芝さんは、共産党の政治家として模範解答を繰り返すだけなのでどうしようもないですが・・・
まあ~共産党の主張は間違っているとしか言いようがない。結局、日本は豊か過ぎるのよねぇ~だから脱原発が正しい道だと錯覚する人がいるのよねぇ~。日本の社会保障制度もねぇ~少し行き過ぎたところがある。
それと僕は核分裂や核融合を大学で学んだ人間です。力学的エネルギー(水力・風力)/化学反応エネルギー(火力)/自然エネルギー(地熱)に頼るのは科学技術の後退というか敗北としか思えない。原子力技術を捨てることは、その先にある核融合発電に向けた道を捨てることになる。
極論を言えば石原知事ではないが「日本の技術が滅ぶ」と思います。
トリノさんからみれば、詭弁のように見えるかも知れませんが、日本共産党は、原子力を否定していません。技術開発をすべきだという立場です。原子力は不可欠な技術です。医学の発展にとっても自然科学の発展にとっても。原発を安全に廃炉にするためにも、原子力の研究は必要です。
原子力発電は、未熟な技術であり、根本的な欠陥をもっています。日本共産党と同じ立場に立っている科学者も存在し、反原発の立場に立っている人もたくさんいます。
原子力を活用するといっても、原発は巨大な湯沸かし器ですよね。現在の水準では、こういう風にしか原子力を使えないということです。熱交換のシステムとしては、非常に非効率ですよね。使用済核燃料自身が、ものすごい熱エネルギーをもったやっかいな代物です。
原発=すべての原子力研究ではないということです。