メディアリテラシー

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毎日のように殺人事件が起こっている。
後日の報道をテレビで見ていると、どの事件なのか混乱してきて分からないときもある。
情報化時代になったので、殺人事件の多くが報道されるようになり、テレビに映されるので殺人事件が多いと感じるのかも知れない。
ネットで検索してみると殺人事件の件数の認知件数は次のとおり(警察庁の資料)

平成6年 1,279
平成7年 1,281
平成8年 1,218
平成9年 1,282
平成10年 1,388
平成11年 1,265
平成12年 1,391
平成13年 1,340
平成14年 1,396
平成15年 1,452


15年以降の資料に出会えなかったので、増加傾向にあるのかどうかよく分からないが、横ばい状態といっていいのではないだろうか。
10年間の平均は1329件。一日あたり3.6件。
感覚的だが、毎日3.6件も殺人事件の報道はおこなわれていないだろう。新聞にもすべて載っていないのではないかと思う。
1日に4件も殺人事件の報道があれば、国民はもうどの事件なのか訳が分からなくなると思われる。
テレビの場合、絵が必要になってくる。田舎であれば、現地まで行かないと絵が撮れないので交通手段が貧弱な地域の場合、なかなか報道できなくなる。
その一方で、同じ事件が非常にしつっこく報道されている。
それぞれの事件には、さまざまな深い事情があるので、深入りしていけば報道に割かれる時間が多くなるだろう。
殺人事件の内、テレビに報道されているのは、殺人事件の何割にしか過ぎないということだろう。
なぜ報道されなかったのか。それは、情報の受取手には皆目見当がつかない。
殺人事件が増えていないとすれば、今日の日本が極端に不安定だとは言いがたいということなのかも知れない。
「殺人事件は増えていないかもしれないが、事件の内容はひどいものが多い」
こっちの意見はどうだろう。
こっちも事件の内容の傾向分析がなければ、結論をだすことはできないと思う。
火事や交通事故の話になると、まさに映像化に成功したものだけが、テレビに流れているということではないだろうか。
こういう問題でも、立ち止まってテレビの情報について考える必要があると思う。
メディアリテラシー。
この考え方をつちかうためには、報道のあり方、報道の傾向を知るべきだろう。
学校で、メディアとは何かを教えることが大切になる時代が、目の前にやってきている。
ということではないだろうか。

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Posted by 東芝 弘明