吉井英勝さんの学習会
衆議院議員の吉井英勝さんを招いて「景気悪化からくらしと営業を守る学習会」を開催し、ぼくが司会を務めた。
参加者は80人だった。参加者は熱心に吉井さんの話を聞いてくれた感じだった。
日本企業の儲けは、アメリカのマネーゲームにつぎ込まれていたという話は、日本の資本主義がアメリカのマネーゲームを支ええていたということであり、アメリカ発の金融破たんは日本と無関係の出来事ではなかったことを思い知らされた。
実体経済の4倍の資金によって動かされている証券や株式の世界が、実体経済をも破たんさせ混乱を引き起こしている。
証券と株、為替、保険などを分離していたグラス=スティーガル法を復活させて、銀行の本来業務を預金と貸し付けによる企業育成、銀行の成長という関係に戻すべきだと思う。
吉井さんは、100万円の資金があれば、銀行が900万円の資金を貸し付け株を買わせて、儲けがあれば大きく配当するが、株の暴落がおこれば900万円の貸付資金を回収しようとするという話を紹介していた。これが銀行のやっている仕事だとすると、金融ビックバンによって銀行の姿が様変わりしたといわなければならない。
物作りに精を出して、それを販売することによって経済を運営するというなかから次第にマネーゲームの世界が育ってきたのは、資本主義の発展の方向だったという側面もあるが、GがそのままG’を生み出すという世界は、まさに寄生した資本主義というべきだろう。こういう傾向を抑制するために、グラス=スティーガル法などが必要なのだと思う。暴れる猛獣はくさりにつないで抑え込んでいくという方法を取るべきだろう。
話を聞きながらこんな感想ももった。講演の後、質問を考えていただく間、ぼくの方から質問させていただいた。なんの事前の説明もなしにわがかつらぎ町の実態をほんの少しだけ紹介して、経済的な活性化、地域の活性化の方法を尋ねるという失礼な質問をしてしまった。
しかし、吉井さんは、柔軟に幅広く答えられた。社会保障の充実による雇用の確保の話とそれぞれの地域にある状況を生かした町おこしの話は、やっぱりこの道だろうという確信を与えてくれるものだった。様々な地域の事例から学んでそれを生かし、内発的な活性化を図るという方向で努力したいなと思う。
地域住民の中での学習と議論が大事だ。議論の場所は、議会でもいいし役場でもいいし住民の中でもいいという意味のことも吉井さんは語られた。さすが、市会議員、府会議員、参議院議員、衆議院議員という経歴をもった方だなと思った。
参加した人の感想も聞きに行こうと思う。
いい学習会だった。








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