安倍政権は「複雑骨折」している

雑感

日本国憲法に真正面から違反しているという法案を、与党だけで強行採決するような与党が、「道徳教育」を語る資格はないだろう。
話し合おう、というと、問答無用という態度でのぞむような人々に、社会の規範などを語って欲しくない。

公を敬え、公に対して協力せよということが道徳だとは言わせない。
公が誤りを犯したら、勇気を持って公を国民の側に取り戻すために立ち上がろう。これこそが国民に求められる「市民道徳」ではないか。

News23に出演した寺島実郎さんがかざしたフィリップ
「冷戦の残骸」「日本人の目覚め」
まさに安倍政権の国際情勢認識は、冷戦の残骸だろう。世界が冷戦後大きく変化してきているのに、国際情勢が厳しさを増していると言い張って、アメリカとの戦争に入ろうとしているのは、政戦時代の軍事ブロックの対抗関係のまま、世界を強引に描いているということだ。

こういう状況のもとで若者を含め、国民が戦争反対で立ち上がりつつある。戦後の原点が若い世代にきちんと受け継がれ、受け継がれた原点が、若者の言葉で自由に語られ始めている。

寺島さんは現在の状況について「複雑骨折」だとも指摘した。
複雑骨折しながら暴走しているのが安倍政権だろう。


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雑感

Posted by 東芝 弘明