自費出版の日記を読み切った人がいた

出来事

自費出版で書かれた本を2日間で全部読んだという人がいた。本の内容は日記だ。
自分に向かって忘備録的に書かれた文章というのは、読み物として面白いだろうか。
「読むのはしんどかった」
それでも読み切ったというのだからものすごく驚いた。

プロの書き手の日記は面白い。どうしてだろう。読まれることを前提に書いているからだろうか。作家としてのオリジナルな視点があり、みずみずしい感性が生きているからだろうか。

ぼくは、今年になって、10年になる自分のブログを3冊本にした。1年半分の分量になった。ある時にふと、ぼくが書いたブログは、ぼくが死んだら放置され、しばらくするとレンタルサーバーの使用期間が切れてしまうから、削除されてしまうだろうなあと考えたからだ。
本にするためには、1冊3000円ほど経費がかかる。3冊作った時点で送料無料のキャンペーン期間が終わったので、本にする作業が止まってしまった。
そうこうしているうちに『Dr.スランプアラレちゃん』と『ドラゴンボール』のKindle版を買ってしまったので、本を作る予算をこちらにつぎ込んでしまった。9月には、たまたまWOWOWで放映された『AKIRA』を見て、本の『AKIRA』そのものを読みたくなったので6冊一気に買ってしまった。こういうことを重ねているので、ブログを本にすることを後に回した。

ブログは、自分で書いたものだけれど、10年前の文章はほとんど覚えていない。
それでも、自分の書いた文章はそれなりに面白かったし懐かしかった。忘れていたことを思い出すということもあった。でもそれは、書いた本人だからだろう。第3者がぼくのブログを読んでも、やはり読み進めるのは苦痛であるに違いない。
同じようなテーマで繰り返し書いていることもある。そういうことが整理されていない。
「またこのテーマか、しつこいな」というのもあるし、
「前に書いたことを忘れて書いているんじゃないか」
ということもあるだろう。
最近は、身辺雑記的なものや、情景を描写したエッセイ風のものが少なくなっている。
日常生活の楽しかったことを書いていると、面白いのだけれど、プライバシーの露出にもなるので、避ける傾向にもある。プライバシーの露出になることは避けながら、毎日エッセイ風の文章を書くのは、かなり骨が折れるだろう。

そういうこともあって、考えたことを書くのが増えている。この場合でも、調べながら書くと寝るのが遅くなる。3時間もパソコンの前に座って文章を書いていることがある。もちろん調べつつ書くので、自分のためになることも多い。
夢中になって書く。それでも眠くなる。眠くなってくると文章が乱れる。
次の日読み返す。誤字と文章の乱れが見つかる。手を入れる。話の展開に不十分さがあると感じる場合は、加筆したりもしている。大幅に書き加えたこともたくさんある。

最近は、質問しながら論じてくるコメントが多くなった。簡単に質問してくれるので、場合によっては調べながら返答する。こちらから相手に質問を返すこともある。相手も真面目に調べて返答を返してくれることもある。でも中には、「真面目に応えてくれているのかな」というのもある。そういう場合は疲れる。
実りのあるコメントのやり取りであればいいのだけれど、平行線的なものが増えてきた。
論争のようなコメントのキャッチボールもいいのだけれど、非常に物事に造詣の深い人と議論の深まるようなやり取りをしてみたいと思う。Facebookにはそういう人がいる。ある経済学者の方。友だちになって、なんどかやり取りをしたことがある。キレのいい内容の深い文章を読むのは面白い。

出来事

Posted by 東芝 弘明