18歳選挙権と高校生

雑感

日本共産党が作成した高校生用のチラシを作ろうということになったので、一応原案をこしらえた。
来年の参議院選挙から18歳選挙が実施される。18歳の人口は240万だといわれている。
高校生が、投票できるようになるというのは興味深い。
学校で習っていることが、受験勉強やテストだけに留まらずに、社会や政治に繋がっていく。
高校受験の制度も大学受験の制度も、高校・大学の授業料も、就職の問題も、すべて政治との関わりがある。田舎の人口減少も農業の衰退も政治に関わっている。1時間に1本ほどしかないJRの運行も、極めて政治的な流れの中で今日に至っている。
郵便局の存在も、農協の存在も、地方自治体の存在も政治との関わりがものすごく深い。
社会と隔離されているような感じがあった高校生が、選挙権を一つのチャンネルにして、社会と関わりを持ってくる。この変化は、歴史的には非常に大きい。学校での学びの意味を大きく変えていく可能性を持っている。

18歳選挙権と政治について、娘の意見も聞いてみた。わが家の娘は、自分なりに政治に興味があるようだ。
「おとうの意見は片寄っているからいい。私は自民党の意見や共産党の意見を(公平に)知りたい」
こう言っている。ただし、まわりの高校生が、戦争の問題や政治の問題についてどう考えているのか、私にはわからないとも言っている。

あまり政治についてよく分からないという高校生にも読んでもらえるビラ。それを作ってみたい。
さて、ぼくが作ったチラシ、共産党の仲間のみなさんはどう受けとめるのだろう。


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雑感

Posted by 東芝 弘明