笠田中学校の竣工式
笠田中学校の体育館で耐震改修・大規模改造工事の竣工式が開催された。
笠田中学校の北側が駐車場になる。50台ぐらいの車が入っていただろうか。
9時半には、かなりの方々が受付を済ませていた。
体育館の舞台には、大きな花が飾られ、国旗と国歌が並べて掲げられていた。演壇の後ろには金の屏風が並べられている。
来賓席は、右側の端にテーブル付きで並べられ、主催者側の教育委員会は、左側に同じように並べられている。来賓席と主催者に挟まれるように舞台に向かって椅子が並べられ、中学生、工事関係者、地元区長の方々、PTA、学校関係者、役場関係者の方々が、椅子に座る。体育館の両側には紅白の幕が掛けられていた。
体育館の床は、コンクリートの上にラバーを張っていたものから、変更され、弾力性のある木の床になっている。これを実現するために、床をくりぬいたのだ。
久しぶりに笠田中学校の校歌をいっしょに歌わせていただいた。母校というのは、いつまで経ってもいい。
笠田中学校の吹奏楽の生徒たちは、女子が多く、しかも演奏のレベルが高いようにみえた。2曲演奏した一つは、「ゲゲゲの女房」の主題歌である「ありがとう」だった。
竣工式が終了した後、生徒会の案内で校舎を見て回った。大規模改造によって、校舎は新しくなり、見違えるように生まれ変わっていた。東西に長い3階建ての校舎は、2階部分より上を一部切り取っている。耐震の補強を行うために、こういう工法が必要になったためだ。
3階の東側の校舎から西側の校舎に行くためには、一旦2階までおりて、移動しもう一度3階に上がる必要がある。
ぼくたちが、卒業した校舎は、少しだけ形状を変えていたが、歩くと記憶がよみがえってくるそのままの造りを残して新しくなっていた。
ぼくが卒業した校舎に、来年、娘が進学する。
時間の経過によって、時代はめぐる。
新しい扉が開く。
