貴志川に行くのに20分かかる
紀伊長田の郵便局の近くから貴志川の長山団地にある中村まきさんの選挙事務所まで車で行くと20分近くかかる。
旧国道に入り、右手にセブンイレブンのある交差点を左折して竹房橋を渡って、河南県道を桃山まで行き、右手にローソンのある交差点を左折しないで直進すると貴志川（？）を渡る橋に出る。この橋を渡って、すぐ左折するとほぼ真っ直ぐな道に入り右手にデイリーストアのある三叉路に突き当たる。この三叉路の信号を左折して、貴志川食堂が右手にある北山という交差点を右折して、農道を走り抜け5分ほど走ると左手にガソリンスタンド、右手に薬局のある三叉路に突き当たる。この三叉路の信号を右折して少し走ると長山団地の入口に中村まき選挙事務所が見えてくる。
このルートが一番速いと思うが、いかがだろうか。
紀北地域の中で、和歌山市は格段に面積の広い自治体だが、2番目に広いのは紀の川市だ。5町が合併してできた街は、12年経って地域間格差がものすごく広がってしまった。自治体は、自らの運営の合理化を最優先し、職員の不補充という方法で削減を進め、図書館の廃止、保育所の統廃合、自校方式の学校給食の廃止、センター給食の統廃合などを遮二無二進めてきた。それは子育てに冷たく地域を壊す改革だった。
この改革に対して議会選対はまったくチェック機能を果たしてこなかった。
市町村合併という国が考え出した戦略は、交付税を削減するためのものだった。日本は国家が方針を出し都道府県に押しつけ、市町村に合併を迫ったら市町村の多くは逆らうことができなくなって、合併が進むということになった。その結果、地域はより一層衰退することになった。
交付税の削減効果よりも、地域が失った経済力の方が遙かに大きいだろう。
平成の大合併が地域をどれだけ衰退させたのかを明らかにする仕事というのは、ものすごく大きな仕事だが、こういう検証も行われる必要があるだろう。
