Ｂ級品と価格破壊
メルカリにジモティにと、インターネットの世界の販売方法は、ここ数年で大きく変化している。商売をしていない人間が、自由に使用済み商品を出展できる仕組みができたことによって、命がけの飛躍である商品を貨幣に転化することができるようになった。
Amazonに出店する個人も多いだろう。メルカリやジモティは個人による販売、Amazonは、バーチャルなお店による販売という形だろうか。
つい最近まで、プロジェクターは、少なくとも中古品でさえ3万円ほどした。それが1万円を切る商品が出てきている。ほとんどが中国製品だと思われるが、それなりの品質になっている。
品質の向上によって、次元の違う価格破壊が起こっている。
エプソンの8万円から10数万円のプロジェクターは、3000ルーメン以上の明るさと20000対1か15000対1ぐらいのコントラストを実現している。
17000円程度のプロジェクターは、3500ルーメンの明るさだったりするが、コントラストは2000対1程度だ。しかし価格差を考え、安いのにHDMI端子が付いているのだからえいやっという形で買ってみたくなる。
ドローンも2万円ほど出せば、わりといい製品が手に入る。Ｂ級品に心を動かされているとＢ級品の夢を見そうに思えてくる。
