MacBook Pro、入院か？
午後3時10分前にららぽーとの駐車場に着いた。iPhoneを出して駐車場の表示をカメラで撮って店内に向かった。大きなお店に行ったときに、車の置き場所を覚えていなかったので、随分探し回った経験があり、それからはカメラに目印になる映像を撮るようにしている。3階のカメラのキタムラに着いたのは予約の3分前だった。居抜きになっている店内には、イベントの声が入ってきて、なかなか店員の声が聞き取りにくい。
中年と言ってもぼくよりは若いだろう、男性の店員が対応してくれた。MacBook Pro、入院かと思って話を聞いた。USB-Cのポートが認識しなかったりするし、左の一つは全く認識しなくなっているという話をした。
「ハードの問題なら接続がうまくできていないということなので、認識したりしなかったりというのは考えにくい」と言いつつ、開けてきちんとつながっているか確認します」
そう言って、奥に引っ込んだ。
「事態は変わりませんね」
ということを確認してから彼はこう言った。
「OSのクリーンインストールを試してみてください。そのときに元々のOSでクリーンインストールを行って、ポートが認識できるかどうか、お試し下さい。何らかの原因でポートが認識できなくなっている可能性もあります。ポートの部品の交換には1万2000円かかります。直しても同じ状況だという可能性もあります」
OSのMojaveの固有の問題ではなく（その可能性もゼロではないらしいが、同じ現象がたくさん起こっていないのであれば可能性は薄い）、上書きインストールか、ソフトの問題でこういう現象が起こっている可能性があるのだという。
「もし、何らかのソフトの問題であれば、何が原因かを特定するのはかなり難しいですね」
ということが確認できた。
Appleのサポートの人に「ソフト的な問題ではないですか」と言ったら、「そうではないと思います」と言うことだったが、ぼくの見立ての方が、いい線を行っていたということだ。
今回は無料のサポートだった。せっかくららぽーとに来たのだからと思って、コーヒーを飲むことにした。本を持ってきたので、今回は、平野喜一郎氏の「『資本論』を学ぶ人のために」を読んだ。
自宅に帰ってからひたすら講義用の資料を作成した。最近、資料は全てKeynoteで作る。このソフトを使えば、ビジュアルな資料ができる。レジメなんて作らない。レジメと資料は一体のものになる。しかし、悪戦苦闘の様相を呈してきた。
