ラジコンカーで遊ぶ
昨日の産業まつりのフリーマーケットで、電池式のラジコンカーが並べられていた。
「やすいよ。ラジコン。1500円のところが、1000円」
からのでかいおっちゃんの声に思わず商品をのぞき込んでしまった。
その時のはもう買う気になっていた。
「はい、1000円」
これが、そうやって買ったラジコンカーだ。
子ども時代、ラジコンカーにあこがれていた。しかし、当時ラジコンカーはウン万円もした。
最近、娘といっしょにおもちゃコーナーに行くとラジコンカーが、かなり安い値段で売られているのがずっと気になっていた。
「何でこんなに安いんや」
「ぼくたちの子ども時代はいったい何だったんや」
車を見るたびにこんな言葉が頭の中にわき上がっていた。
子どもの時代の夢は、大人になっても心の底に張り付いている。
ラジコンカーを見ると、その夢がむくむく起きあがってくる。
自宅に帰って、電池を装着すると、コントローラーの方に9ボルトの電池がいることに気がついた。
電池がなければ動かない。
そう思ったときには、電池を買いに走っていた。
なかなか、速いスピードで車が走る。バックと前進、ハンドルは、右にも左にも切れる。ブレーキはない。コントロールがなかなか難しい。
娘と2人かなり夢中になって車を走らせた。広い場所で、走らせたらなかなか面白いだろう。
