花園村との合併、議会で議決 2005年2月23日(水)
臨時議会があったので、5時40分頃起きて議会の準備をしました。議案に対する質疑の内容をまとめるためです。合併関係の議案は、3本。一つは、配置分合の承認を求める議案、一つが、財産の取扱いにつての議案、もう一つが議員と農業委員の在任特例の議案です。
質疑の準備は、朝7時20分頃終了しました。しかし、プリンタが壊れてニノミヤに出しているので、自宅でプリントアウトできない状態なので、役場で印刷することにしました。
娘を説得して早い目に幼稚園に着いたのが、8時40分頃。
娘は幼稚園の入り口で「お父さん、バイバイ」
といいました。良く心得て感心感心。
役場には、9時10分前ぐらいに到着しました。議会事務局にある複合機得エプソンのPM-A850のUSBケーブルを携帯用の無線LAN(AirMac Express)につないで、いざ印刷!と意気込んだところで、トラブル発生。印刷できない状態に陥りました。直接プリンタケーブルとMac本体をつないでも印刷できない状態は全く変わりませんでした。原因不明です。議会運営委員会が開催され、だんだん議会開会が迫ってきます。
仕方がないので、プリンタケーブルをもって、税務課へ。
ここがMacのつらいところですね。データに互換性がないのでパソコンにフラッシュメモリをさして印刷という訳にいかないのです。
税務課のプリンタに接続して9時半ぎりぎりに印刷を完了できました。
本会議は、9時40分から始まりました。
配置分合の議案に対して、挙手して質疑をおこないました。
最初に主張したのは、合併のメリットについてです。
合併のメリットについて、町長は住民への説明会でも明確に語ることができなかったが、一つでも2つでもメリットを創り出さないと住民の納得は得られない、財政健全化計画だけが具体化している現在の状況だけでは展望が見えないと主張しました。
町長は、編入合併は財政的にメリットがある、また施策としては学校給食を実現したい、防災に強い町をつくりたい、住民とともに自立をめざして町をつくりたいという主旨の発言をしました。この発言は、今までにない前向きなものでした。
しかし、この話は、具体的な裏付けのないものです。現在明らかになっているのは、行政改革の方向だけなので、合併協議では具体的な方向を示すことができていません。
このことを指摘した上で、私は次のように主張しました。
「三位一体の改革は、自然現象ではありません。現状分析から生まれる唯一の対策でもなんでもありません。自民党と公明党によって形成された小泉内閣が、地方分権の名前のもとで推進している一つの政治方針です。
市町村合併と三位一体改革は深く結合しています。合併の最大のねらいは、交付税を削減し、この分野で生み出した財源を都市再生につぎ込むことにあります。国庫負担金を廃止して人口に応じて税源委譲で再配分するという国の方針は、都市に財源をつぎ込む典型的な方策です。また、国庫補助金を一般財源化し、交付税に繰り入れる一方、交付税そのものは圧縮して削減するというのは、まさに自主財源に乏しい地方を切りすてる方策です。
地方を丸ごと切りすてる小泉内閣の構造改革は、従来の土建国家からの転換でもあります。地方に財源を落として、建設事業を推進してきた国の方針を大転換し、都市部にだけ集中するということです。
こういう国造りに対して、私たち地方は、住民の知恵を結集して、田舎の良さを発揮して、地域経済や自治体を守り生きていかなければなりません。
花園村との合併で、メリットを生み出すべきだというのは、国の方針に対して、自治体を上げて立ち向かえということです。町長に決意を求めたのは、町長の政治的な判断でメリットを出さないと、住民の協力を得てこの難局を乗り切れないからです。
国の方針と真正面から対峙して、『どっこい、地方は生きている』ということを具体的に示すことがどうしても必要だということです」
宮井議員は、視察に行った潮来市は、4年前に合併した自治体だが、合併特例債で予定していた庁舎の建設も、文化会館も建てられなくなっていた。三位一体の改革の中で大変な状況に追い込まれていたことを紹介しつつ、メリットを生み出すことは容易ではない、そう簡単にはいかない、だからこそ町づくりの方針を明確にもって住民に展望を示す努力をすべきだという注文をおこないました。
もう一つ質疑で私が主張したのは、住民合意で合併協議を進めるべきだったという点です。3町1村の合併を拒否するときには、住民説明会を23の自治区の全てで開催しました。これは意義の深いものだったと思います。しかし、花園村との合併に進むときには、合併協議会を立ち上げてから住民説明会を4か所で開き、合併協議が整って以降は、わずか2回の説明会を開いただけです。
この問題については、次のように主張しました。
「住民合意を形成しながら合併を成就するというプロセスは最初から最後まで全然取られなかった。従来のマニュアル通りの合併協議の仕方から一歩もでなかった。ここには知恵が働いていません。この問題は、今後の町づくりを住民合意で進めていくという点で、かなり深刻な影を落とす問題です」「住民合意とメリットを生み出すという2つのテーマは、町に課せられた大きな宿題、しかもこれは町が自ら作りだした宿題です」
党の議員団は、配置分合と財産の取扱いの議案については、採決の席から退場して棄権する態度を取りました。
「合併の展望が明らかにならない中では賛成できない、しかし、反対はしない」
宮井議員のこの発言に党の態度が端的に示されています。
議員の在任特例(8人の花園村の議員がそのままかつらぎ町の議員になり、18人の議員定数が10か月間、26人になるというもの)の議案に対しては、反対の態度を取りました。
「全体的な縮小の中で、農業委員会の縮小も決まりました。議員の在任期間の特例だけが合併の中で突出しているように見えます。もし突出していないというのであれば、他の問題で具体的な例をあげて下さい。町長いかがですか」
この議案ではこのように質疑しました。
町長は、「他の問題で突出しているものは承知していない」と答弁しました。
この答弁はいかに議員の在任特例が突出しているかを証明した形となりました。
今日の臨時議会で花園村との合併が成就しました。花園村は116年の歴史を今年の10月1日で閉じることになります。かつらぎ町は、1.5倍の面積をもった自治体として再出発することになります。しばらくは花園の議員も加わってにぎやかな議会になります。
日本共産党は、福祉の分野でも農業を中心とする産業の分野でも町づくりの進むべき方向を打ち出して取り組みをおこなうよう提案してきました。一定の理解は広がってきたように思いますが、このような提案を受けて具体化に踏み出していくという流れはまだ生まれていません。
日本共産党の提案も参考にして、新しい町づくりの方向に町政を進めていくことが問われていると思います。
私たちも、知恵と力を尽くさねばと思っています。









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