かつらぎ町の人口 2005年3月4日（金）
昨日、役場の住民課に行ったときに人口動態を示した表をカメラに収めました。
20003人。
あと3人で20000人をきってしまいます。窓口で聞くと「今日は、一時は20001人まで減りました」といいました。3月は社会的に人口の移動が大きい月なので、20000人をきるのは、確実視されます。毎年200人以上の人が亡くなり、130人程度しか子どもが産まれないので、自然減と自然増の対比だけでも人口が減るのに、転入転出でも転出の人の方が多いので、確実に人口減少が進んでいます。
和歌山県全体も、一部の自治体をのぞいて人口減が進んでいます。都市部への人口集中と農村地域での人口減少。この傾向には歯止めがかかりません。しかも、人口減少は加速度的に進んでいるようにさえ感じられます。
少子化傾向も人口減に拍車をかけている一つの要因です。現在の三位一体改革と構造改革によって、この傾向はより一層進むように思います。
自民党政治は、21世紀に入ってから、農村地域を弱肉強食の経済競争の中で破壊しようとしているのではないでしょうか。
都市は田舎で農産物を生産しているので成り立っています。東京の自給率は１％、大阪の自給率は２％しかないという話を大学教授に聞いたことがあります。政府はこういうアンバランスを忘れ、都市再生にお金をつぎ込み、地方を丸ごと合併の荒波に呑み込ませつつ、切りすてようとしています。
あまりにもひどい政治だと感じています。
午前中に粉河町の民報を最終直して、昼から役場に日曜版を配りに行きました。
夕方から集金にいって、夕食をとり、夜は事務所であった会議に参加しました。
かつらぎ町が予定している学校の統廃合問題で議論になりました。
17年度3億5000万円予算を削減し、来年度は5億、さらに6億、6億と4年間で削減する計画です。なかなか予想しがたい事態が生まれますが、住民と一緒に一つ一つのものを考え、前に進んでいきたいと思っています。
そうそう、また最近PING送信がうまく働いていないようです。ブログのサイトには依然として検索窓がないし、自分のブログの検索サイトは全く役に立たない状態です。
早く直して！！。
