コロナ禍1年 息を小さくしてなんとか生きている

出来事

午前中は紀の川市で会議。会議の最中に議会事務局から電話があって、議会だよりができあがってきたという連絡をもらった。昼食後事務局に行って、4冊議会だよりを受け取って、九度山町長を含め届けに行った。4人ともみんな笑顔で受け取ってくれた。取材と写真、コメントの掲載は多くに人に喜ばれるのを改めて実感した。

夕方は、生活相談の連絡を受けたので予定を変更して人に会いに行った。
お会いしたお店の人は、コロナ禍の中、お店にはお客さんが来なくなって、食材を廃棄することもあると語り始めた。
「息を小さくして、何とか生きている」
そう言った。
町民生活は、コロナ禍の中でも、平均するとあんまり影響がないという話ではない。
業績が伸びた企業がある中で、もろに影響を受けて何とか生活をつないでいる人々が一方でかなりの規模に上っている。旅行会社を経営している人は、電話が1本もかからなくなっていると言った。
「お店を閉めていたらコロナにやられたんか、と誤解される。お客さんが来なくても店を開けておかないと疑われる」
という話も出た。

橋本市の居酒屋さんは、コロナに罹患したお客さんが来たことによって、「コロナの出たお店」というレッテルを貼られてお店を閉めることになった。こういう場合、自治体の長がお店の対応を明らかにして、万全の対策を講じたので安全は確保されていることを明らかにすべきだった。コロナに対する偏見や差別、風評被害はやめましょうという呼びかけで事態は改善しない。地方自治体の情報発信力は大きいし、信頼も大きい。コロナで大変な状況になったときには、首長が先頭に立って風評被害を克服する努力をしてほしい。心底そう思う。

九度山町は、昨年行った対策を第3次のコロナ対策で復活させる提案を行おうとしている。こういう施策が現時点で求められていると思われる。コロナが広がる中での2回目のゴールデンウイーク。国民生活が維持できるかどうか。正念場にさしかかりつつある。住民の生活がどうなっているのか、実態をあらためて把握する必要性が生じている。

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Posted by 東芝 弘明