都市計画審議会
今日の新聞に、高野口町大野の広域のごみ処理施設に隣接した山林の用地買収をめぐって、RCCをだまして虚偽の土地取引をおこなった4人(内1人は五條市の市会議員)が逮捕されたという記事が載っていた。これは、岡三工業という産業廃棄物処理業者のもっていた土地に根抵当権が設定されたので、根抵当権をはずすために、画策したのがばれて、詐欺容疑で逮捕されたという事件のようだ。
五條市の市会議委員の息子がおこなっていた会社が、倒産した岡三工業の社長とその息子から300万円で用地を購入したことにし、根抵当権を抹消し、そのあと高野口町に3500万円で用地を売却したという話らしい。
300万円での売買が虚偽だったのだという。マネーロンダリングのように土地を売買したように見せかけてロンダリングしたという話だろうか。
競売にかかる山林の入札に高野口町も参加して、安い値段で落札すればよかったと思うが、競売にかかる前に根抵当権をはずしてもらって、高値で高野口町が購入した可能性もある。
自治体がこの事件に絡んでくるのかどうか。ことの進展を注目しておきたい。
広域のごみ処理施設をめぐっては、溶融炉にするのかどうかで、すったもんだの議論があった。高野口町は最後まで溶融処理にこだわり、議論になかなか決着がつかなかった。なぜ同町が、溶融処理に徹底して固執したのかも大きな謎だった。この辺の問題にも、この事件が絡んでくるのかどうか。興味がある。
1時30分から都市計画審議会が総合文化会館の4階で開催された。今日の会議は、広域のごみ処理の施設建設の都市計画決定をおこなうための事前学習会のようなものだった。現地を視察するというので、車に乗り合わせて現地に立った。
説明を聞くと、新聞記事になっていた事件の用地は、建設予定地にくっついた土地だった。
雑木林という表現がピッタリ当てはまるような山だった。
この用地が購入されなかったとしても建設には影響がない。しかし、産業廃棄物処理業者が、隣接した用地で産業廃棄物の処理をおこないたいという意向をもっていたので、当時、高野口町は困っていた。一般廃棄物の処理施設建設だけでも、地元合意を形成するのが難しいのに、産業廃棄物の処理が併設するような形でおこなわれるとしたら、地元の合意が得られないという認識に当時、関係自治体は立っていた。
したがって、高野口町は、何としてもこの用地を買う必要性を感じていたということだ。
高野口町は、岡三工業の用地を買う理由として、道路の建設計画を作ったようだ。しかし、この計画は実現できない状況にあると思われる。事業計画もなしに用地だけ購入した形だが、産業廃棄物の処理施設が作られなくなったので、一般廃棄物の処理施設だけを建設することができるようになり、今日に至っているといえるだろう。
新聞記事が出たその日に現地を視察できたのは幸いだった。
和歌山談合が火を噴いているこの時期だからこそ、おかしな問題を暴露できるのかも知れない。








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