1日遅れの母の日 2006年5月15日(月)

出来事

娘と約束したので1日遅れで母の日の感謝のディナーをおこなった。
事務所からの帰りにオークワに寄ってビーフシチューのルウを買った。
大きなスーパーには、いろいろな種類のルウが並んでいる。一番高いルウは、5人前で300円ほどする。値段の高い高級なルウは、たいていホテル仕様というような感じのルウだ。
これには手が出ないので、10人前で260円のルウをはりこむことにした。
お肉のコーナーに行くと220グラムで600円程度のカレー・シチュー用の牛肉が並んでいた。どうも高いと思ったので、買うのをやめた。
オークワの店舗のちょうど真ん中にお花屋さんがテナントとして入っている。
「カーネーションを買ってきて」
という娘との打ち合わせがあったので、この花やさんに入ってカーネーションの花を物色した。
ここでも貧乏性が出る。
オアシスにさしたきれいな花は、かなり長持ちするとはいえ、枯れてしまう。
母の日用のカーネーションの鉢植えが何種類もまだ残っていたので、そっちの方を買うことにした。
つぼみがたくさんあって、まだ花がそんなに開いていない鉢植えを選ぶ。
このあと、オークワの横にあるお肉屋さんに立ち寄った。
ウインドーにお肉が並んでいる。
グラム260円ぐらいのカレー・シチュー用のお肉があった。オークワよりも安くておいしそうだった。シチューのルウには、400グラムという表示があったが、値段が張るので350グラムにおさえて買い求めた。袋に入れ、紙に包んでもらう間、陳列されているステーキのお肉を眺めていた。グラム1500円の熊野牛のお肉は、ものすごい霜降り肉なので驚いた。
自宅に帰ると娘がおばあちゃんの横で宿題を終わるところだった。
「今日はビーフシチューやで。もうお父さん買い物してきたで」
そういうと娘は怒り出した。
「昨日、おろしハンバーグっていうたやろ。お父さん聞いてなかったんか」
「いいやんか、ビーフシチューで」
「なんでーよ。いうたやんか」
娘は涙を流しながら怒り始めた。
「もう買ってきたからしゃあないやんか」
地団駄をふんで怒るという感じになった。
しかし。
娘にはびっくり箱を作る計画があり、100均に行って箱を買う必要があった。
「箱買いに行けへんのか」
そういうと泣きながらも、外に飛び出して車に乗りこんだ。
なかなかえらい。怒り出したら泣きじゃくって言うことを聞かなくなるのに。
車の中でも、抗議に次ぐ抗議をくり返し、車のダッシュボードを足でけっとばす。
「車ぼろやのにやめり」
そういうとこんどはダッシュボードの上のair bagのフタを叩き始めた。
怒りは強烈だ。
100均の駐車場に車を止めると、娘はドアを開け100均のお店の入り口に突進した。赤い半袖のTシャツが鮮やかだ。
100均にはいろいろな箱が売ってある。娘は真っ直ぐそのコーナーに行って箱を物色していた。いろいろ物色しても決めるのはわりと早い。ピンク色の箱とプレゼント用の花形リボンを手にしてレジに向かった。しめて210円也。
さらにリンゴと歯ブラシを買いにオークワに行ってから自宅に戻った。
娘の機嫌は自宅に帰ると良くなっていた。わりと立ち直りが早くなった。めでたしめでたし。
娘が作ったびっくり箱は、ふたを開けると、ひもでふたと底がつながれたお母さん人形とハートが出てくる仕掛けだった。なかなか創意工夫がこらされている。
ビーフシチューとポテトサラダ、カーネーションの鉢植えとびっくり箱。
母の日は、こういう組み合わせで明るく楽しく過ぎていった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明