花園砂利で調査結果報告 2006年5月16日(火)

かつらぎ

朝9時に役場に行き、花園砂利問題で総務課長から調査結果の報告をしていただいた。
役場が支払った人件費とスカイコンクリート(個人商店)側が支払った人件費をつき合わせたものだった。
1月1日から勤務していた問題は改められ、土曜日勤務していなかった問題も修正された。花園村の砂利採取事業の認可でいえば、土曜日は砂利採取の認可を受けていない。調査結果は、土曜日も採取していたことを認めた形になっている。
そもそも、給料の支払い方がまったく一致していない。
個人商店側は、月初めから月の終わりを給料のシメにしていない。役場の側は月初めから月末で給料をシメている。
役場側は、1日15000円という日当計算だが、個人商店側は、さまざまな手当が支給されている。役場側には、名前の載っていない人がいる。個人商店側は、その人たちも砂利採取をおこなっていた可能性が濃厚だ。
したがって、個人個人の給料支給額が合わない。全体でも200数十万円、個人商店の方がたくさん支払っている。しかし、人物によっては、役場の支払額の方が数十万円多くなっている。
細かく食い違いを発見することの意味はないように感じる。
給料形態がまったく違うという時点で、役場が作成した給料明細は全くの作文ということになる。この作文をおこなったのは個人商店だが、役場は、1月1日からの勤務という報告を受けて、まったく疑問に感じないで、それを役場作成の調書に転記し、決裁をしていたことになる。
個人商店の側からいえば、人件費を200数十万円も低く計算して役場に請求したことになる。ふつう、全額精算してくれる相手にわざわざ支出額より低く経費を計算し請求するようなことはしない。このような丼勘定が成り立っていたのは、骨材を自由自在に手に入れ、それを通じて大きな儲けをあげていた可能性が強いからだと思われる。この問題はまだ未解明だ。
砂利採取量は、認可計画量の40%というふうに最初から決められていた。しかし、認可場所以外でも大量に砂利採取がおこなわれていた疑いが濃いので、計画量の40%よりもはるかに大きい砂利採取がおこなわれていた可能性がある。
役場が支払った人件費よりも個人商店が支払った人件費の方が大きいという理由は、ここにあるのかも知れない。
この話が終わってから広浦の溝の排水問題で建設課長にあった。申請を上げていただければ対応するという返事だった。
午後は、宮井議員とぼくのリーフレットの作成に取りかかった。
2人とも写真がどうも気に入らない。
明日、もう一度写真を撮ってみようと思う。
今回は、見開きのページをまったく違う編集にした。
個性が出て面白いと思う。
意見をいただいて修正をすれば完成となる。


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かつらぎ

Posted by 東芝 弘明