10月の議会も終わりにさしかかってきた

雑感

久しぶりに共産党関係の仕事をしながら、9条連絡会から委託を受けている広告チラシの印刷をはじめた。共産党の仕事の方は、月曜日の会議に資料を提出しなければならない。
ようやくこの10月、ほとんど議会日程が入っているような状況から解放される。あと残っているのは31日の議会運営委員会だ。10月は、決算委員会と議会だより、議会運営委員会による基本条例の検討会議、長期総合計画調査検討特別委員会の準備、決算認定の反対討論の作成など、会議日程をこなすための諸準備に追い立てられた10月だった。議会関係の日程を数えると、打ち合わせを入れて16日間あった。この中で楽だったのは庁舎建設調査検討特別委員会への参加と委員長・副委員長研修ぐらいだった。委員長・副委員長研修は、講師に方に質問をしたことによって、基本条例の検討の役に立った。

とにかく、週のうち5日、日刊赤旗の配達をしているので夜更かしできない。新聞配達のあと、朝早く起きて準備することが多い。3時台に起きて5時前から準備するか、夜遅くまで準備したときは夜中の1時30分まで起きて、新聞配達に行き、そこから眠るみたいなことをしている。

基本条例の見直しは本格的なものだと思っている。委員の議員からはさまざまな注文が出てくるので、それに丁寧に答えるようにしている。この前も、事務局の職員と半日、打ち合わせをしながら準備をし、紀の川市と海南市へ聞き取りの電話を入れた。
紀の川市の議会は、改善点も多いと思える議会だが、予算と決算の徹底審議に1週間ほどかけるので、議員間の協議の時間が必然的に生まれやすく、2年連続予算の修正案と修正動議が出されるようになっている。これは議会としては素晴らしいことだと思う。
海南市は、予算決算常任委員会に付託したあと、3つの分科会に分割委託され1日半、ないし1日徹底審議をしたあと、分科会の座長報告を全体で確認する。その場での質疑はないらしい。これを受けて予算決算常任委員会における委員長報告が作成され、本会議に報告され、討論、採決となる。海南市議会は極めて短いスピード審議が特徴だ。このやり方だと、議員が予算全体を精査する時間はない。事務局に聞くと、過去に一度も予算の修正案や組み替え動議が出たことはないという。スピード審議がよい訳ではないだろう。議員による十分な検討時間を保証しないと議会の質は高まらないのではないだろうか。
そういう調査も含め、議員の質問に答える努力によって、検討する内容が充実してくるので面白い。
基本条例の内容を一通り吟味したら、町当局に対して説明をし、誤りがないか指摘をいただいた上で、議員全員協議会に説明をすべきだと考えている。この作業を終えたら会議規則、委員会条例、通年議会の関係の条例、要綱、傍聴規定等を確認していく。年度内に終了するかどうかだと思っている。場合によっては、来年の夏ぐらいまでかかるかも知れない。


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雑感

Posted by 東芝 弘明