夕方、雨は上がっていた
朝、配達が終了してから、基本条例と会議規則の改正案の仕上げについて、検索しながら修正を加えた。この作業に一定の時間が必要になって、自宅での仕事が10時を過ぎてしまった。自分の仕事の仕方の中に、かなりリモートワークが入り込んでいる。仕事は、Macと資料さえあれば場所を選ばないという傾向がある。とにかく、Macが使えて、iPhoneでネットにつなげる環境があれば、どこでも仕事を継続できる。
仕事のスタートが朝の5時というのも多い。
事務所で何人かの人と電話で話をして、郵送と役場への日曜版配達の準備をすると、すでに12時を過ぎていた。昼ご飯を食べながら、ラジオの放送作家の仕事について書いている本を読んだ。お笑いのトークを考えている人々や番組の構成を考えている人々の仕事の中に放送作家という人々がいる。これらの人々は、ラジオのパーソナリティ(芸人だったり歌手だったりする)と2人3脚で仕事をしている。放送作家の中には、フリートークのネタを提供している人もいるし、提出したネタが全く採用されていない人もいるし、パーソナリティの人と長時間、打ち合わせをしている人もいる。
芸人のパーソナリティの人も含め、番組は一人では成り立っていない。伴奏者として放送作家がいる。ラジオは、テレビとは全く違う。聴いている人はリスナーと呼ばれるが、ラジオ側で語っている人とリスナーの距離は近い。葉書が何度も読まれたりすると、一気に距離は縮まる。
フリートークを磨きたいなと思っているので、こういう類いの本も読んでいる。最近読んだ本が少し役に立って、人に聴いてもらえるような話ができそうになってきた。相手と対話をするような感じで話ができるようになることを望んでいる。講義であったり、報告であったりするが、聞き手を自分の話に引き込んで、楽しかった、面白かった、良かったと思われるような話ができるようになりたい。いろいろなスピーチ本も読んだが、放送作家の本が一番役に立ちそうだった。
昼、ご飯を食べて、読みかけの本を読み切ってから役場に行った。役場の配達の後、地域の日曜版を配達した。雨の中を配るのと晴れの中を配るのとでは、負担がまるで違う。郵便配達員は、雨が嫌でも何でも、毎日配らなければならない。これを職業にしている人には頭が下がる。今日の配達は、晴れの中で終わることができた。天気予報に合わせて動くのがいい。



