おばあちゃんちの掃除
9時過ぎに九度山のおばあちゃんの家に着いた。雨はほとんど降っていなかった。今回の台風10号は、奇跡のごとく近畿のいくつかの府県にはほとんど影響のない形になって終わった。偏西風の蛇行などによって、台風の進み方が昔とは違うものになり、時速10数キロメートルというかなり遅い、しかもどう進んで行くか予想のつかない動きをした。四国から南の方に進路を変え、一旦太平洋側に「下がる」というような動きをした台風は、かなり珍しいのではないだろうか。
台風から離れた関東などの日本の東側や北海道の東の端でかなり雨が降ったり、台風の進路の中に入っているのにほとんど雨が降らなかったりと、ホントにおかしなものだった。地球温暖化に関わって、日本政府はアナウンスすべきだと思うが、温暖化に関わるコメントは全くと言っていいほどでない。ここ数日の台風の中で、自民党は自分で起こした「コップの中の嵐」＝自民党総裁選に忙しかった。本物の台風は「どこ吹く風」だった。
おばあちゃんが退院してきたので、おばあちゃんの自宅を掃除しようということになって、夫婦2人で掃除機とコロコロ（ローラー式の埃取り）をもって行った。築100年以上の家は、震度5以上の地震で倒壊しそうな感じがする。
掃除にかかったのは2時間半。掃除機をかけた後、畳にもぞうきんをかけた。身の回りの管理が困難になると、掃除も難しい。シルバー人材センターなどによる自宅の掃除サービスというものがあればいいのにと思う。簡単に手伝ってもらえる仕組みが構築できれば、お年寄りの家の掃除も進むと思う。ゴミ袋にゴミを入れ、いらない本なども持ち帰ってきた。
午後は事務所に行った。
