鳥取から無事に帰ってきた

真庭市の勝山町にある市立図書館。入り口の右のドアを開けると、コーヒーの飲めるスペースがあり、そこにはテーブルと椅子、畳のスペースにはホームごたつが置かれていて、こたつに入って本を読めるようになっていた。楽しそうだ。2階に上る階段は、らせん状の木製階段だった。

このカーブの先は上り坂になっており、この坂を上って渥美清さんがロケのときに歩いたのだという。
鳥取県も雪が降っていなかったので、スムーズに帰ることができた。役場に着いたのは午後3時30分過ぎだったので、4時から行われた事務所の会議に参加して、午後7時前に自宅に帰った。酒まんじゅうを2つ買って帰ってきたので、夕食後、妻と2人で食べた。
「お酒の風味が強かったので美味しかった」
「えっ、お酒の風味なんてあった」
「お父さんは、ほんまに味音痴やね」
ということらしい。お店の手作りの酒まんじゅうは真庭市の勝山町町並み保存地区のお店で買った物だ。かつらぎ町には、このような町並みを保存した地域はない。保存するのは大変な努力が必要だが、こういう街には心温まる風情がある。朝9時30分頃に散策すると、街がまだ動き始めたところで、「おはようございます」という住んでいる人々の挨拶が、あちこちで見られた。
江戸時代に出雲街道の宿場町として発展した勝山町のこの地域は、「男はつらいよ」の第47作目の映画のロケ地になったところで、その碑も建てられていた。大きな酒蔵がかなり長く続く場所があり、まだ準備中にもかかわらず、女性従業員がぼくたち3人を迎え入れてくれた。ぼくは日本酒にも洋酒にも興味も関心もないので、商品を買う気持ちにはならなかったが、同行していた2人は、それぞれお酒などを買った。
この街道の一番奥に市立の図書館があったので、少し入って見た。テーマに基づく面白い企画がいくつかあり、入り口の所に本が並べられていた。こういう感じの良い公共施設は楽しい。かつらぎ町が今まで建ててきた建物には、こういうものがない。うらやましい気持ちにもなった。




ここのトピックには全く関係ないが、何十年もまえからLGBTQの有名な歌があったんですねえ。
https://www.youtube.com/watch?v=9DXBzIap1Xo
梓みちよ
「よろしかったら」