情報公開をしても非開示だった
歯医者に行き、買い物に行ってから少し早めの昼食を食べ、役場に情報公開の手続きに行った。今回調べたのは2つの見積もりだったが、会社の見積もり資料の数字がすべて黒塗りになっていた。これでは、何を元に意思決定したのか、まるで分からない。
情報公開条例の第6条(公文書の開示義務)にある適用除外規定
(2) 法人その他の団体(国及び地方公共団体を除く。以下「法人等」という。)に関する情報又は事業を営む個人の当該事業に関する情報であって、開示することにより、当該法人等又は当該事業を営む個人の競争上の地位その他正当な利益を明らかに害すると認められるもの。ただし、次に掲げる情報を除く。
今回、見積もりの金額が黒塗りになった理由は、この第6条第2項の規定に当てはまるということだった。しかし、「当該法人等又は当該事業を営む個人の競争上の地位その他正当な利益を明らかに害する」かどうかの判断を誰が行ったのか。それは職員なのかどうかということを問いただした。
その上で黒塗りの情報公開資料をコピーしてもらった。料金は310円だった。
行政の判断が正しいかどうかを判別するために見積もりの資料の開示請求をしたら、金額が黒塗り状態になるというのでは、住民は行政の仕事が正しいか、誤っているのかを判断できない。今回はすでに事業が実施された後の情報開示なので、事実関係を根本的に動かすものではないのに、こういう形になった。
午後は事務所で会議。その会議の後、資料に対し変更が生じたので手直しして、自宅に帰った。



