人口衰退の町も日本資本主義の最先端
和泉市役所の近くまで車で行った。家を出たのは午前10時30分。頼りにしたのは携帯のカーナビ。ららぽーとの横を通ってまっすぐ行く道を選ぶと、道幅が狭く電柱がたくさんあって、それが邪魔になるような道を走ることになり、最終的には府道30号線を走り、和泉市の庁舎の横に出た。目的地は、この市役所の少し先にある府中駅の近くだった。
妻がスクーリングに通う専門学校の近くにある駐車場を物色したいというのが目的だった。専門学校の近くには、コンビニが多く小さなコインパーキングがいくつもあった。歩いて専門学校に行く距離を確認し、停めやすい駐車場を確認してから、家に戻ろうとなった。帰りはららぽーとに立ち寄って昼食を食べた。
昼食はバイキング形式の食べ放題のランチにした。帰り道、170号の交差点を右に回って、今度は広い道からもう一度府中駅を目指した。こちらから行くと道は広い。だいたい、どの道をたどっても同じような時間がかかる。高速道路に乗らないと、ものすごく便利なショートカットのような道は少ない。
和泉市役所や府中駅の周辺などのことはほとんど知らない。人口密度の高い街で住む人々の暮らしの便利さをぼくは知らない。ただ住宅はぼくたちが住む家々よりも狭い家が多い。その狭さの中でどんな暮らしがあるのか。大阪の街中のようなところに住んでいると、地域の衰退や人口減少が何を引き起こしつつあるのか、実感することは少ないだろう。
和泉山脈を隔て、かつらぎ町に入ってくると、人口減少によって引き起こされている様々な衰退現象に苦しんでいる地域がある。ほんと。鳥取県に行ったときも感じたが、人口減少の中で生起している問題に向き合っている地域は、衰退しつつある日本資本主義の最先端の一つだろう。スクラップ&ビルドを繰り返し、変容を遂げている都市の姿が、日本の資本主義の一つの側面だろう。括弧付きの「発展」と衰退という資本主義の現実の中に日本がある。
しかし、その具体的な姿をほとんど知らない。ぼくの知らないことは無限にありそうだ。











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