議員報酬の引き上げ議論へ

雑感

6月会議が始まった。今回は議案が少ない。議会だよりも20ページ建てになる。全員協議会では、議員報酬の改定を審議する委員会の設置が行われることになった。この課題は、慎重に進める必要がある。来年の夏の選挙で決着をつけるような課題ではなく、選挙で争点になるような形で議論を重ね、住民とキャッチボールしながら報酬のことを考えるようにすることも視野に入れるべきだとも思われる。

議会の活動の姿が住民には伝わっていない。まだ、かつらぎ町議会は、住民に対する議会報告会を開いていない。議会報告会を開きながら、議員報酬の改定について住民と意見交換を行うことも考えるべきだろう。議会内の議論だけでこの問題を終わらせることはできない。それほど、重要な課題だと思われる。

「議員を減らせ」という声もある。「委員会が開催できないなどの意見もあるがそんなものは関係がない」という意見だ。「報酬は増やせ」ともいう。議員は住民の代表で多様性が求められる。議員定数を維持しながら、議員の質の向上を図る努力が必要になる。選挙と議員の質には関連があるが、選挙を通じて議員の質が決まるわけではない。議員の質は、議員間の討議と学習、選挙後の議会の取り組みにそのカギがある。
この中で最も重要な姿勢は、行政に対して、議員が自分の頭で考え、議案の是非を問い、さらにかつらぎ町の発展のために知恵と力を出して、住民と対話するところにある。そういう水準にかつらぎ町議会は至っていない。どうやってここに向かって脱皮するのか。これが問われている。それは追認機関からの脱皮でもある。

雑感

Posted by 東芝 弘明