ビジョンなき政権ではないか?
高市政権は、中国に対して強い姿勢を示して、多くの国民から拍手喝采を受けているような状況ですね。しかし、対中国との間で一体何がしたいんでしょうか。戦争への備えが、多くの人が信じているような防衛的なものだとしても(ぼくは、アメリカにつき従った、理念なき戦争参加だと思っていますが)、仮に戦争状態になって、継戦能力を身につけて数か月持ちこたえた上で、停戦したとしても、その先に何が残るのでしょうか。日本を太平洋を越えて、アメリカに引っ越しするわけにもいかないので、戦争後も、東アジアの一員として関係をもたざるを得ないのに。ベトナムとアメリカのように戦後、中国とは今まで以上に友好関係に転換するという、壮大なビジョンをもって戦争への「備え」を行っているのでしょうか。
中国と戦争をして、その後、東アジアの平和と安定のために日本がどのような役割を果たすのでしょうか。そこを教えてほしいものです。戦争は政治・経済・外交の延長として行われるものです。今やっているのは軍事的な緊張を高めているだけに見えます。
日本政府が本当にすべきなのは、以下のようなことではないでしょうか。
東アジアには朝鮮戦争終結という歴史的な課題があります。この課題を解決する上で、日本は憲法を軸に9条を力に果たすべき大きな役割があると思います。そのためにも韓国と仲良くし、政治・経済・外交、文化、芸術、スポーツ、歴史や科学を含む学術研究、いくつかの歴史的課題の解決を行うべきだと思います。北朝鮮との関係では、拉致問題の歴史的な解決に尽力しなければなりません。この問題では友好関係を作り上げながら、韓国の協力も得るようにすべきだと思います。
朝鮮戦争の現在の当事国は、韓国、北朝鮮、中国、アメリカ(国連軍に深く関与)です。日本が憲法と憲法9条でこの歴史問題に対し、平和的で友好的な役割を果たして、戦争を解決すべきだと思います。そのためには、戦争終結とアジア地域の非核化はLinkしていると思います。
中国と韓国との関係では、尖閣諸島と竹島問題の解決を図る必要があります。領土問題に決着を着けつつ、この2つの島を平和友好の1つのシンボルにする努力が求められます。日本が戦争をしない国として態度を貫けば、日本の固有の領土という立場を守りつつ、解決の方向も見えてくると思います。
21世紀を通じて、どうやって平和で安定的な東アジアをつくるのか。ここに考えを集中し、外交努力をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。








ディスカッション
コメント一覧
知り合いのヨーロッパ労働問題専門の研究者の方の説です。勝手に此処に書くと先生は怒るかもしれませんが、書きます。アメリカ財界のヨーロッパ戦略は、EU発展にブレーキをかけるために、右翼ポピュリストを育てて政局を不安定化させるというものが行われている。これは日本に対しても言えないでしょうか。仮にそうだとすると現状は全て、アメリカ財界の戦略ということになります。恐ろしいことです。この説が日本に対しては外れていることを願います。
著作からの引用ではなく、わたくしに個人的に頂いたメールの中での御説なのです。著作権の問題は従いまして、余り生じないかとも思います。しかし勝手な引用は謝罪必要かもしれません。しかし、私が勝手に切り取った本文の主意は、ウクライナやアフリカ等からの移民難民によって、労働問題を混乱させるというところにありました。其処に更にで、上記が続く形です。高市総理は一見排外主義を取って居られますが、移民増加の問題は日本も共有しているらしいのです。其処の点が、その研究者の方の専門分野だけに、一概には妄想などと切り捨てられないと思われるのですが。