高市総理の野望と安倍派復活への布石

2012年5月10日、創生「日本」の集会で安倍晋三さん、高市早苗さん、西田昌司さん、長瀬甚遠さん(元法相 )などが出席した動画がやばい。 長瀬さんは、「国民主権・基本的人権・平和主義」という三原則はマッカーサーによって押し付けられた「戦後レジームそのもの」であり、日本の歴史や伝統に基づいたものではないという趣旨の発言をしています。 安倍派というか日本会議というか、この人たちが政権を握ると、メディアも礼賛するように動きます。 この人たちの憲法改正は、戦後民主主義の否定です。
2012年5月は、民主党の野田政権だったときです。自民党が野党として活動していた時期は、本音を赤裸々に語ることのできる時期だったと思われます。この人たちの本音が語られているという点で貴重な動画だと思います。
創生「日本」は、自民党の保守的な議員が中心になって結成した超党派の国会議員連盟です。日本会議が国民運動を担い、創生「日本」が、国会議員による政策立案を担うという関係にあります。日本会議のメンバーと創生「日本」のメンバーは驚くほど重なっており、目指すべき国家像も両者は一致しています。
創生日本の会の目的は以下の3点にありました。
- 自主憲法の制定: 現行憲法を「押し付けられたもの」とみなし、日本独自の歴史や伝統に基づいた憲法へ変えること。
- 伝統的価値観の重視: 家族の絆、皇室の伝統、愛国心教育などを政治の柱に据えること。
- 主権の回復: 強い外交・防衛力を持ち、自力で国を守る体制を作ること。
創生「日本」の当面目標の1つが、安倍晋三さんをもう一度内閣総理大臣にしたいというところにありました。この集会の4か月後に第二次安倍内閣が発足しています。
しかし、現在、この創生「日本」は、目立った活動はしていないようです。第二次安倍政権が誕生したことをもって、目的を果たしたこと、会長だった安倍さんが、死去したことによって、活動の中心を担う人物がいなくなったのが、その大きな要因です。国会議員による政策立案も、現在は日本会議が担うようになっています。
当時の主要なメンバー(敬称略)は、安倍晋三(会長)、麻生太郎(最高顧問)、高市早苗、稲田朋美、西田昌司、世耕弘成などです。世耕さんが和歌山県で自民党を脇に置いて、無所属のまま自民党の推薦を受ける流れが生まれたのは、高市さんとの深い関係があるからだという見方もできます。
高市総理は、この系譜の中の政治家であり、日本をつくりかえる野望をむき出しにして、前に進もうとしていると言えると思います。高市総裁の下で裏金議員の公認は44人に上りました。これらの人々が選挙で当選すれば、安倍派の本格的な復活になろうかと思われます。初の女性の内閣総理大臣は、裏金問題で解体され危機に陥った安倍派の復権を土台に、創生「日本」の野望を果たそうとする内閣になる可能性が極めて強いのではないでしょうか。(写真は安倍氏亡き後の創生「日本」の集会)
動画タイトル: 創生「日本」東京研修会









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