国城寮の議会

議員の活動

先週の8月29日、「伊都郡町村及び橋本市老人福祉施設事務組合」の議会が開催された。議案は平成24年度決算と補正予算を中心としたものだった。
ぼくは、決算の質疑の中で、自治体と国城寮の尋ねた。国城寮には、養護老人ホームと特別養護老人ホームがある。養護老人ホームは、福祉施設であり、市町村による措置制度によって入所が決定される。入所費用は、入る方の所得に応じて決定される。無年金者の方の場合は、入所の負担はゼロ円になる。養護老人ホームという制度があることによって、所得の少ない方でも施設に入所して生きることができる。
質疑の中で「養護老人ホームは福祉の最後の砦になる。この施設が、一部事務組合として運営されていることによって、緊急入所の措置も含め対応できる。介護による虐待が増えている中で、虐待を止めるために、時にはデイサービスに行っている状況のまま、自宅には帰さないで養護老人ホームに緊急入所の措置をとることもできるようになっている。この施設が、自治体と連携のできる一部事務組合として運営されている意義は大きい」ということを主張した。
和歌山県内にある養護老人ホームの中で、一部事務組合として運営されている施設は2つある。
国城寮は、全体としては、黒字経営になっている。各自治体が負担しているのは、建て替え費用のための積み立て金650万円だけだ。

今回の議会の中で木下管理者は、5年をメドに国城寮の建て替えを検討しているという態度表明をし、現在用地を選定中だという答弁を行った。
建て替えの方向が打ち出されたことは喜ばしいことだった。市町村と国城寮の連携については、今後も重視して把握していきたい。


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Posted by 東芝 弘明