特定秘密法案、衆議院通過
国民を弾圧できる特定秘密保護法案が衆議院を通過した。国民の目、耳、口をふさぐようなことをして、アメリカとの戦争に突き進もうとしている。アメリカと日本の戦争の情報について、特定秘密に指定すれば、国民は戦争に至ろうとしている事態を把握したり、問題点を指摘して追及したりすることが許されなくなる。
戦前、国の軍事機密は、天気予報にまで及び、軍事施設をスケッチすることも許されなかった。軍事の部分がどんどん拡大して行く中で、自由と民主主義は圧殺されていった。今後、集団自衛権が現憲法下でも行使できるようになれば、文字どおり特定秘密の中で、戦争準備が始められることになる。
自民党はもはや自由民主党ではない。自民党に自由と民主主義を語る資格はない。
自由と民主主義、知る権利、言論の自由が大切だと思っている人は、すべて、今日の強行採決に対し、反対すべきだと思う。黙っていたら日本は、暗黒の時代に突入する。
