昼飯抜き議会、3時30分に終了
9時30分に始まった議会の質疑は、3時30分までかかった。昼飯の休憩はなかった。
12時の時点で、「時間を気にせず質疑をさせていただきます」と前置きして、質疑した。
笠田こども園、三谷こども園(それぞれ仮称)は、病児保育は実現できず、熱を出した子どもを家に帰さないで一時預かる仕組みになり、送迎バスは、四邑と天野のバスのみ、今後四郷へのバスを考えるというものにトーンダウンしていた。議案として出てきたのは、建設関係の工事請負契約。分離発注がはじめて実現したが、町自身が掲げていた方針が、なし崩し的に反古にされていたので、共産党議員団は反対した。
住民に対する説明と実現しようとしている内容が、ここまで食い違ったら、議会は改善を求めるべきだろう。賛成したら、ずさんな計画に手を貸し、改善が図られなくなってしまう。
四郷に作る物産販売は、指定管理を行う条例を出してきた。指定管理の募集は、広く行われる(どういうところが応募してくるかは不明)。今日、はじめて知ったのは、四郷のトンネルは、平成28年末に完成するという話だった。この話は、質疑の答弁で町長が語ったものだ。こういう基本的な話が、事前の説明では出てこない。質疑の答弁で出すような話ではない。27年末が28年末に伸びる中で、物産販売所が27年度に完成する。これで果たして、公募に応じる組織が出てくるのかどうか。
かつらぎ町は、工程表やマスタープランさえ議会に提出せず、いきなり条例を出してきた。情報を開示せず、承認だけ求めてくるやり方を続けているかつらぎ町。こんなことをしていたら協力したくてもできなくなる。
こんなやり方をするのなら、お手並み拝見という意識が前に出てしまう。失敗したらそれは町のずさんさが招いたもの。致し方ない。というような気分になる。
こども園についてですが、基本的な事を聞いてすいません。
こども園って決定事項なのですか?
確か平成24,25年のどちらかで、一度説明を聞いたのですが、その際に決定事項か確認をしました。
その時の回答では確かまだとの回答だったと思います。
また、決定する前に必ず再度説明会を行ってくださいともお願いしました。
未だに2回目の説明は聞いていません。
こども園は、こども園建設に向けて具体的に動いていますから、決定事項です。事業の一番最後に、各幼稚園と各保育所の廃止という条例案が出されます。その前にこども園を設置して指定管理を行いますから、その関係の条例が出されます。今回は、施設を作る必要があるので笠田こども園と三谷こども園の2園の工事請負契約金額の締結の議案が出されました。
バスが走らない、病児保育が病児保育でなくなっている、保育料のあり方が変わるなど、説明すべき内容が多々出てきています。説明会を開く必要があると思います。説明会は、例えば4月以降すべての保育所と幼稚園でおこなうとともに、新入園児となる子どもを対象にした説明会が必要です。保護者会で要望をまとめて、要望書などを出すなど動きをつくる必要もあるように感じます。
バスについては、どうしても必要だと思っています。基本は、保護者が送ってくるという形であったとしても、交通の手段が自転車などしかない保護者については、希望をつのり運行計画を立てないと、役場の責任を果たせないと思います。