和歌山でも「野党は統一」が実現できるか。
今日の毎日新聞の報道によると、和歌山県でも野党統一候補になり得る候補者の名前が報道された。
記事の内容は下記のとおり。
今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」の候補者選考委員会は9日、民進、共産、社民の3党の県幹部に対し、同会メンバーの弁護士で元和歌山弁護士会会長の由良登信氏(63)を統一候補として擁立したい考えを伝え、協力を要請した。同会は16日に和歌山市内で開く集会で県内の賛同団体・個人の承認を得た上で、記者会見して会の候補者として発表する予定。
同会が具体的な候補者名を3党に伝えたのは初めて。関係者によると、和歌山市内であった会合で同会の豊田泰史共同代表らが3党の県幹部に対し、擁立後の由良氏への政党推薦などを打診した。
新人の坂田隆徳氏(36)の擁立を既に発表している民進党の岸本周平・県連代表は会合後の取材に対し、「会が擁立を決めて正式に要請があってから検討する」と話した。【阿部弘賢】
具体的な候補者名を明らかにして、民進、共産、社民の各党に協力要請したのは初めてとある。面白くなってきた。弁護士会の本気度の高さに敬意を表したい。
全国の参議院選挙の1人区で統一候補が実現したのは、12選挙区(32選挙区中)だという。和歌山が13番目になるのか、14番、15番目になるのか。とにかく、自公対野党統一候補というのが、参議院選挙の最大の構図になってきた。野党が統一すれば自民党に勝てる。
野党の統一を国民は求めてきた。安全保障法廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定の廃止、立憲主義を守れ。この統一した目標で一致することを求めてきた国民の運動が、大きく発展しつつある。戦争法廃止の一点でたたかうことに不安を覚えている人は、今後の動きをさらに見てほしい。政策の一致点はさらに広がりつつある。安倍政権打倒、TPP反対、原発再稼働反対というように。
和歌山県の取り組みがどう進んでいくのか。ぜひ注目してほしい。
未来のことは、いくつもの要因が折り重なって発生するカオスの世界なので、わかりませんが・・・・まあ、野党が勝つ要因が見当たらない。
もし、本当にもしだけど・・・朝鮮半島で紛争なんか発生したりしたら、一気に憲法改正まで行くでしょう。安倍さんついているからねぇ~。
もう少しまともな野党が欲しいですね。まともな・・・はい。能力不足というか、能力のない人間が立候補してもなぁ~・・・もっとまともな候補者を出さないと・・笑。
トリノさんへ。
今日本で起こっていることは、戦争法をめぐって、国民の運動が大きく発展し、それに押される形で野党共闘が実現し、自公対野党共闘&国民運動という構図が生まれていることです。
マスメディアが、こういうたたかいになりつつあることを故意に伝えないので、分かりにくくなっていますが、参議院の一人区32のうち統一候補が実現したのは12、これがさらに増えつつあります。和歌山でも統一候補が実現すれば、さらにその数が増えるということです。
野党共闘を実現させた力は、戦争法廃止を求める国民世論でした。圧倒的多数の憲法学者と弁護士、多数の大学教授、反原発や戦争法反対で立ち上がった多くの国民が事態を動かしつつあります。政治は変えることができる、展望は開ける。そういうことだと思います。
東芝さん、そんな論理を唱えているようだと、とても勝てそうにありません。
戦争法なぁ~・・・なぁ~・・・戦争ですか。実は好きですね戦争が・・笑。
統一候補は、14になりました。
トリノさんは、安保法制について、ほとんど内容を理解されていないようです。尖閣諸島や竹島問題、北朝鮮が攻めてくる等々については、安保法制は、必要ありません。これらは全て個別的自衛権の問題です。アメリカの戦争への後方支援、PKOにおける駆けつけ警護、集団的自衛権行使等々こそが安保法制の中身です。これらの内容は、個別的自衛権の課題ではありません。安保法制は、必要ありません。むしろ日本国内にテロを誘発する非常に危険な法律です。
いやぁ~前から何度も読んでいるので、その考え方は知っていますよ。
それじゃあ~ダメだと思いますが・・・はい。
そもそも安保法制が問題ではなく、憲法がもんだいなので・・また専守防衛とかいう考えは戦後50年ぐらいまで。現在はそれではダメです。
世界的にどうしてもある役割を担わなくてはいけない。日本だけ平和、なんていう勝手な考えでは世界の付き合いができない。
結局のところ、アジアでは一定の役割はやらなければいけない。もちろん米軍と一緒にね。間違ってもアメリカを敵に回すことはダメです。この前の戦争で思い知ったのだから・・笑。
まあ参議院選挙というか、衆参同時選挙で雌雄を決しますか・・・笑。
トリノさんのいう世界との付き合いというのは、アメリカとの付き合いとほぼ同義だと思います。
アメリカ中心の世界というのも、終わりつつあると思います。終わりつつあるアメリカにいつまでもついていくのも考えものではないですか。
東芝さん
ご無沙汰しております。
北海道の選挙結果を見て東芝さんのブログ思い出しました(笑
今回の結果を見てご感想を聞きたく書き込みました。
シールズや市民団体を全面に出す選挙戦は斬新に見えました。
でも民進党の辻本さんあたりは違和感無かったですが
今回の結果を旧維新など右派よりの民進党議員は、どう見たのか。
今後の野党統一の風向きはどうなるのか?
など、興味を持ってみております。
東芝さんは、どうお考えですか?
ごぶさたです。
まずは勝って全国的な勢いを作りだしてほしかったですね。そうすればもっと状況が変わったと思います。
今回の選挙結果、都市部では池田さんが勝ちました。恵庭と千歳と農村部では和田さんが勝ちました。無党派層の7割が池田さんに投票したというNHKの出口調査もありました。
この結果は、自民党にとって驚異だと思います。もっと大規模な全国選挙である参議院選挙になれば、野党共闘に国民の支持が集まる可能性があるからです。
自民党は、安保法制についての議論を避け、同時に民共合作、共産党への熾烈な攻撃による分断を繰り広げ、共産党攻撃の出所不明ビラを大量にまきました。
それでも、分断攻撃は成功せず野党統一候補に期待が集まりました。
もともと北海道5区の補欠選挙は、町村氏の死去に伴う弔い合戦だったので、自民党の圧勝だといわれていました。しかし、ここまで追い上げた力は、野党共闘にあったと思います。
自民党が北海道5区に投入した力はすごかったようです。権力を握る政権党の執念ですね。
選挙戦では、安保法制に対する是非が前面に出ず争点化しなかったといわれています。この件については、なぜ野党合意による共闘なのかという根本問題を国民の前に鮮明にするという点でも、さらに努力する必要があると思います。民主党が、今回の選挙結果を前向きに受けとめてほしいですね。管さんは、民共合作が強まり参議院選挙は自民党対民共になると言っているので、このとおりの状況を作ることが大事だと思います。
>無党派層の7割が池田さんに投票したというNHKの出口調査
別の局では年代別で60代以外は池田さん全滅との報道もありましたね。
もし、それが正しいとするならシールズが若者層に対して
逆効果だったようにも思えます。
>もともと北海道5区の補欠選挙は、町村氏の死去に伴う弔い合戦だったので
この僅差は意外でした。
もっとも、町村の娘婿、今後の事を考えてか町村の名前を出し切らなかった
和田さんの戦略にも疑問符が付きますが・・・・
>管さんは、民共合作が強まり参議院選挙
熊本地震で東日本震災の菅さんの対応のマズさが再度クロースアップされ
今や菅さんの声は逆効果なのではないでしょうか?
何れにしろ今回は互いの陣営の戦略(仕込み)が興味深かったです。
残るは今回の結果を民進党がどのように総括するかが見ものです。
民進党の総括は読んでみたいですね。