大学時代の仲間たち

出来事

午後3時から和大時代、一緒に活動していた友人たちとの飲み会があったので参加した。3時から7時30分まで話題は尽きなかった。みんな57歳から60歳ぐらいの年齢になっているが、さまざまな場所で学生時代の思いを貫いて生活していた。

会場は、MIOの5階にある飲食店の1つだったが、和歌山駅で降りてMIOの中を歩き回って5階に行こうとしたがよく分からなかった。エレベーターで待っていると見覚えのある男性が横に立った。顔を見合わせてから、ちょっと間を置いて「5階に行きますよね」と声を掛けた。

同じ会場だということを確認してから、いっしょに行動することになった。よく分からないので店員に聞くことにして、女性のエステサロンの入口にいた店員さんに声を掛けた。

「MIOの北館の5階にはどう行けばいいですか」
彼女は親切に案内してくれ、近鉄百貨店の入口まで歩いてくれた。
「あとは中で尋ねてみます」
そう言って、近鉄百貨店の中に入っていった。今度は服飾のコーナーで帳面を見ていた女性店員に声を掛けた。
彼女は、しばらく考えてから、案内のために店内を歩いてくれて、エレベーターの前に立った。入ってきた方向にかなり歩くことになった。
「このエレベーターが直通なので、これに乗れば5階に行けます」
お礼を言ってエレベーターを待った。

結局、MIOの北館の5階というのは、近鉄百貨店の5階にある飲食街のことだった。5階に行くと予約を取っているお店の文字が目に入った。
ぼくは、最初に生ビールの中ジョッキを口にした。ビールを飲むと顔が真っ赤になる。その後は酎ハイを2杯飲んだが、赤い顔が引いていくような感じになった。ビールに弱いということがだんだん分かってきた。
2時間の食事会が終わってからエレベーターで1階まで降りると、そこは近鉄百貨店の正面玄関だった。玄関のドアには近鉄百貨店とMIO北館という表示がガラスの自動ドアに大きく書かれていた。最初からここに来て、5階に上がればよかったのだ。

玄関内にある飲食店の案内のディスプレイ中には、娘が美味しいと言っていた牛タンのお店もあった。このお店が娘の言っていたお店か。そう思いながら牛タンの料理を見た。

1階に降りたのが5時過ぎ。街は蒸し暑かった。和歌山市内の中で和歌山駅前が一番都会的名雰囲気がある。お店もたくさん軒を連ねている。信号を渡り農協のビルの前を右に折れて少し行ったところの居酒屋さんに移動した。今度は、かなり庶民的な雰囲気のお店だった。
「今度からはこういう店がいいわ」
こんな声が上がった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明