Macの福音宣伝者 2005年2月8日(火)
MacintoshのEvangelist(福音宣伝者)?を自称しています(ホームページ参照)。パソコンの話になるといつもMacintoshの良さを宣伝するのです。しかし、なかなかなびいてくる人はいません。
日本共産党員として、信念をもって凛として生きている人々にMacintoshの良さをに宣伝しても、ことパソコンになるとWindowsから乗り換える人はほとんどいません。まさに「巨人・大鵬・卵焼き」(古い)状態です。
政治の世界では、
誰がなんと言おうと、日本共産党を支持してくれる人もいるし、
野球の世界では、
誰がなんと言おうと阪神タイガースを応援する人もいます。
でも、どうもパソコンの世界では、日本共産党の応援団よりも、阪神タイガースの応援団よりもMacintoshの応援団は少ない感じがします。
もしかしたら、このかつらぎ町でPowerBookG4を購入して使っている人は、1人だけなのかも知れないと思っています。貴重と言えば貴重です。そうそう、かつらぎ町で東芝という姓は1軒しかないので、希少価値(姓)×希少価値(PowerBook)=???という存在なのかも。
昨年末、お隣の那賀町に住む友人が、「えいやっ」と言う感じでPowerBookを買いました。彼が検討した結論は、PowerBookの17インチでした。
キヤノンのビデオカメラで映像編集をしたいというので、「プロが映画を作っている環境を構築できるで」といってPowerBookをすすめました。実際、Appleのサイトでは、PowerBookで映画編集をしている話がいくつも載っています。最近話題のローレライも、スイングガールズもMacが大活躍しました。超有名なスターウォーズの最新版でもPowerBookは現場で大活躍したようです。それと同じ環境を40万円で構築できるというのは、彼にとっては安かったということです。なにせ、ビデオ編集の専用機をそろえるとうん百万円必要だそうですから。
ノートパソコンで17インチのディスプレイをもっているパソコンは、このPowerBookだけですから、おそらく那賀町では彼の1台がたった一つのPowerBook17インチだと思われます。ようやく、Evangelistの役割を果たせたのかも知れないと思っています。ただ、ソフトを含めると40万円もした機械を彼はまだ使いこなせずにいるので、若干私の背中には冷や汗が流れています………。
実は、彼に午前中、Indesignの使い方を若干お教えしました。
説明するために試しに自分のPowerBookをテレビにつないでみました。PowerBookには、ミラーリングという機能があります。自動的にテレビの情報を読みとり、パソコン側の解像度をテレビにマッチさせ、ワンタッチで調整する機能です。これがなかなかWindowsではできないようです。PowerBookの場合、大型テレビさえあれば、簡易プロジェクターのような使い方ができ、プレゼンテーションが簡単におこなえます。これはなかなか重宝です。もちろん、この方法でDVDも見ることができます。
Windowsばっかりがちまたに溢れているので、Windowsパソコンを使う機会もあります。こちらの世界は、もともと自分の古巣でもあります。Mac使いの人には、Windowsを使える人が多いし、(不幸なことに)荒波にさらされてMacからWindowsに流されてしまった人もいます。
「Windowsにはできないことがあるよ」といっていますが、Macにはソフトが対応してなくてできないことも実際には多いのです。それでも、「Windowsにはできないことがある」というもののなかに、できなければ非常に困るものがあるので、Macintoshから離れられないのです。
それに、使うのが楽しくなければ趣味のパソコンではないと思うので。
阪神タイガースのファンのように。
日本共産党を頑固に支持し続ける人のように。
Macintoshを応援するのです。
Evangelist(福音宣伝者)という言葉には、誰にも頼まれずに民間の人が布教活動をおこなうという意味合いがあります。
つまり「トラキチ」と同じですよね。