資料作成

雑感

統一協会と地方自治体は関係を持つべきではないという視点で、一般質問を行う。反社会的カルト集団だということを、簡潔に明らかにしつつ、この反社会的カルト集団が政治に深く関与し、多大な影響を与えていることを問題にする。統一協会は、政治に深く関与することで、延命を図るとともに、自分たちの活動が社会的にも大きく認知されていると宣伝し、広告塔として政治家を活用し、信者を取り込み、信者から法外な寄付を集め、それを活動資金にし、その資金で政治に浸透していた。

このことを明らかにして質問できるかどうか。ここに質問の力点がある。問われているのは、宗教問題ではない。本来、宗教上の思想信条の自由は、無限定的ではない。それは他の団体でも同じ。日本の憲法と法律に明らかに違反している活動や行為は、法によって禁止されている。信者に対し、数万円のツボを数十万円、数百万円で売る行為は詐欺だろうし、全く知らない相手と集団結婚させる行為は、基本的人権を侵す行為であり、両性の合意のみに基づいて成立するはずの婚姻を規定した憲法に違反する。

こういうことを繰り返し、信者の生活を破綻させてきた統一協会は反社会的団体であり、その教義に基づいて行なっている活動は、法律に違反していると言わなければならない。

カルトの短い定義は、信仰心を利用して反社会的な活動を行なっている団体をさす。統一協会は、まさに信仰心を利用して、集団結婚や霊感商法、多額の寄付を求める活動を行ない、その資金を韓国に送金し政治活動に浸透するために使っている。この団体は明らかにカルト集団だろう。信者の中には、多額の寄付をして自己破産に至った例もある。

統一協会は、統一協会の名前を隠し、他の名前で活動し、信者を勧誘している。ここにもこの団体の特異性がある。反社会的カルト集団が政権党と結びつき、政策にも影響を与えている。質問でこれが明らかにできればいい。この質問を明らかにするために資料を作成して、議会に届けた。4時50分、〆切の10分前だった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明