事前ヒアリングと質疑
議会が終了した。ぼくが紹介議員になった普天間基地周辺のピーファス(有機フッ素化合物)汚染と学校と保育所の上空を米軍機は飛行しないという約束を守ってほしいという請願は、全員一致で採択され、国に提出した意見書も全員一致で可決した。嬉しかった。
議会提出の議案に対して、事前にヒアリングしている議員はまだ少なく、結局はぼくが質疑を行うところから始まることが多かった。こういう形は、もういい加減変えてほしいと思い始めた。新人議員は6人いる。この中で熱心にヒアリングを行って、質疑をしている議員もいるが、ぼくは、議案に対する質疑の準備をしないまま、議場に臨む議員がまだ多いのではないかという疑念を持っている。
かつらぎ町は、議会改革を進めているが、本当の意味で議会改革を進めようと思えば、議案の内容を議員が深く把握する努力を行い、熱心に質疑を行うことを抜きに、議会改革は進まないと思っている。出された議案に対して理解を重ねる努力をしなければ議員の質は向上しない。
こういう意見を書いていると、「きちんと議案は見ている。見た上で納得しているので、議案に対する質疑がないだけだ」という反論が出るかも知れない。それならばいい。でもそれは、調べれば調べるほどに、問う内容は増えるというぼくの感覚とは合わない。深く調べても、調べ尽くせることはない。ヒアリングをしても、当局は100%語ってくれることはないと思っている。議員に対して、胸襟を開いて、何もかも明らかにするような町当局という存在には、まだ出会ったことがない。
議員が把握している行政の姿と、実際の行政の姿は違うという思いは、33年経っても変わらない。職員が毎日仕事をして把握している認識と議員の認識は違う。それは、現実というのは綺麗にまとまっていないので、議員には話せないことが多いという点にも原因がある。議員に対し建前の話しかしない部分があるのは当然。ぼくはそう思いながら議員の仕事をしている。
国民のために100%行政が仕事をするようになれば、この関係もさらに改善するのかも知れないが、そこに至る道にはまだ距離がある。 議員による積極的な事前ヒアリングと質疑、これが行われないと事実には近づけない。多くの議員による質疑を期待したい。











ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません