大阪に妻と2人で
妻と2人大阪に向かった。
林間田園都市駅の北側の向かいにあるマンションに従兄の娘が住んでいて、そこに駐車場がある。車を置かせてもらう約束をしているので、車を停め駅に向かった。らせん階段を降り通路を歩いて行くと、管理人室の前からマンションの外に出ることができる。駅に行くことのできる陸橋がある。この道は国道から見るとかなり高いところにある。広い通路は植え込みもあるので遊歩道のような感じになっている。この道を歩いて行くとビルの上にある通路となる。通路の部分をわざと凹ませて両脇にお店が並ぶという造りをしているので、通路には耳鼻咽喉科やそれ以外の店がある。もちろんビルなので通路の下には別のお店が入っている。ここを横切ると、このビルから駅の広場に降りる長い階段となる。マンションが駅を見下ろすような高さにあるので、駅構内の広場までの落差が大きい。駅までこの道を通れば信号を回避して駅に着ける。マンションの住民と駅の北側に住む人のために造られた駅への道。マンションの駐車場を出てのこの道を歩くか、それとも駐車場から道路に出て信号を横切って駅に行くか、どちらが速いかは判然としない。
林間田園都市駅の自動販売機の前に立つと2人の女性がいた。後ろに並んで時計を見た。電車の発車時刻まであと3分。
「間に合うかな」
焦ってしまった。5分早く家を出たらもう少し余裕をもって駅に着いたのに。昨年の夏は、信号の道を娘と2人で走らざるを得なかった。いつも同じようなことを繰り返している。
大阪の難波に向かう電車の中で、Macで書いている小説を読み返しながら手を入れた。MacのファイルはすべてiPhoneと連動し同期しているので、iPhoneでも文章に手を入れることができる。何度読み返しても直したいところが出てくる。妻の横で文章に手を入れ続けると、あと一駅で難波というところまできた。顔を上げて駅を見ると、乗り降りする人が増えていた。
お昼ご飯は妻が気に入っている温野菜ランチのお店。駅ビルをどう歩けば、そのお店にたどり着くのかよく分からないので、妻の後ろに付いて歩いて行く。お店の前にはインドカレーのお店もあった。目的の店の方は、待たずに入ることができた。
「奥から二つ目のテーブルにどうぞ」
女性に案内され、テーブルに座ってメニューを見ると、QRコードを読み取って料理を選ぶことになっていた。iPhoneでQRコードを読み取ると注文用メニューが画面に出てくる。テーブルに貼り付けられているQRコードにテーブル情報が入っているので、待っていると料理が運ばれてくる。
人間が介在しない仕組み。資本主義下でのデジタル化は、人間を排除する仕組みとして機能する。相対的過剰人口はこうして生み出される。小さなメニューのスタンドに、ランチにドリンクを付けると260円という表示があった。
「コーヒーを飲もう」
ということになったので、ボタンを押して店員を呼んだ。コーヒーを2つ追加すると伝票は2つになった。
難波から地下鉄の電車を乗り継いで向かった場所は、オリックス劇場だった。客席2400という劇場は、そんなに大きく見えなかった。










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