ガストで昼食
橋本市で9条連絡会の事務局の会議があったので、お昼ご飯をどこで食べようかと思い、少しゆっくりできる場所がいいと考えてガストに立ち寄った。小説を書こうという魂胆があった。
テーブルが狭い2人掛けのところを選んだ。グランドメニューが仕切りの壁に立てられ、おすすめしたいメニューがテーブルに並べられている。ファミレスあるあるだ。タッチパネルで注文する仕組みだったので、メニューを物色してパネルを操作した。注文して、Macを開いて文章を書き加えていると、料理がキャスター・ロボットによって運ばれてきた。日本料理のファミレス「さと」のロボットの方がかわいらしい。
狭いテーブルの左側に鉄板に乗ったハンバーグとご飯のお皿を置き、箸とナイフ、フォークを据え置きのトレーから取り出し、Macを右側に置く。これで何とか食べながら文章を書くことができる。ハンバーグの上には半熟の目玉焼きが乗っている。ここにオニオンソースをかける。黄色いコーンを炒めた中に緑のお豆さんが入っている。いい感じだ。
スープバーのサービスが付いているのでスープを取りに行った。ガストのスープは、大きな寸胴に入っており、自分で手にしたカップにびっくりマーク型のおたまでスープを入れる。3回スープを入れるとカップはちょうどいい感じに満たされる。今日は全く具がなかった。お汁だけという状態だった。
ハンバーグの味はいい。
〝兄貴を兄の友人が、コーラの1リットル瓶で兄貴頭を殴る〟というシーンを書いていると、ボクシングの戦闘シーンを描いた小説を読んでみたくなった。「あしたのジョー」の小説版はないのか。あるとすれば、ジョーや力石の闘いを文章でどう書いているのか、知りたくなった。動きのあるシーンの書き方を研究せねば、という気持ちになった。
朝、橋本市には京奈和を使って移動した。
大谷のインターを曲がって、京奈和自動車道に登るアプローチ道路を走っていると、綿菓子のような雲が3つ、山に乗っかるように並んでいた。美味しそうに見える。空は青かったが色は薄く、山に接している辺りがさらに薄い。青のグラデーションがいい。遠くに見える山は白っぽい青色をしている。京奈和に登り切ると雲の見える角度が微妙に変わるので、綿飴のような雲も変化していた。
本線に入ろうとすると、大型のトラックがかなりの勢いで走っているのが見えた。少しブレーキを踏んでその車をやり過ごして合流する。道の管理状態は相変わらず悪い。