決算審査3日目

雑感

決算審査委員会の3日目の質疑。やっぱり自己の見解をある程度述べながら質疑をする方が、答弁する側に安心感をもたらすだろう。事実の積み上げ方式で、次第に全容を明らかにしていく今回の質疑の仕方は、答弁する側に不安を与えるようだ。推理小説のように一つの質問が、次の展開につながるという方法は、面白いが時間もかかる。今回はこういう方法を試しているが、次回からは、もう少し答弁する側に安心してもらえるような質疑にしたい。

職員の中には、問われたことだけに答えるのではなく、何が問われているかを理解して、問われていない部分についても補足して答弁する人がいる。こういう職員は優秀だと思う。問い方によって答弁内容が変わるというのは、ものによっては良くない。論点がずれて答えにくいような問いも議員側にはある。それを見抜いて、この問題の中心点はここにありますということで、的確に答えが返ってくると、聞いている側は面白い。

司書職員を学校の図書館(学校はどんなに小さいものでも全て図書館、法律がそう規定している)。司書職員がいないとレファレンスはなかなか実現できない。これができるようになると図書館は大きく変化する。これは目に見える話だと思う。本は、授業以外の知識を子どもに与える。それが授業にも効果を生み出す。たくさん本を読む人は、幅広い知識を得て、広い視野の中で物事を考えるようになるし、物語を深く読む人は、他人の気持ちを理解できる人間へと成長するし、自分の未知の分野でも、他人の話を聞いてその世界を再構築して、イメージできる力が身につく。図書館を充実することは、人間を育てる力になる。これを理解して司書を配置すべきだと思っている。

町立の図書館の年間のレファレンスは300回ほどだと答弁した。図書館は第2の脳であり、資料のデータベース。求めに応じて利用者の前に本や資料という形で情報を提供する。そのために司書がいる。資料と建物と人。この中で人が決定的な役割を果たす。そうなっていない現状を変えていくべきだと思っている。

雑感

Posted by 東芝 弘明