予算書の配布が遅れ26日?になるかも
朝9時から議会運営委員会(議運)を開催した。議員になって初めて、議運に予算書と主要施策一覧表が提出できなかった。一つの特別会計を廃止し、一般会計に組み入れる作業のときに、システムエラーが発生して、復旧に2日ほどかかり、予算書を作成し直すということとなった。
議案書は作成できているので、予定どおり議会運営委員会は開催された。予算書と主要施策一覧表が議会運営委員会に提出できなかったことをどう考え、議運としてどう対応するのか。このことが問われることとなった。今まで本会議初日を開催するための議運に予算書の印刷が間に合わないというようなトラブルは発生したことがない。これを重視して、議会日程を変更するというのも一つの選択肢だったが、そういう対応はしない代わりに、もう一度議運を開いて、予算書と主要施策一覧表を受け止め、初日を迎えるということをすべきでないかと、ぼくは考えた。議会初日の26日には書類が整うので26日にもう一度議運を開いて27日を迎えるという形でどうかということだ。これに対して、2回目の議会運営委員会を開くのは反対という態度を示したのは議長だった。意見が対立したので、21日の議会運営員会で委員の意見を聞いて判断しようということになった。
議会運営委員会には選択肢を提示した。①26日に議運を開く、②27日本会議の始まる前に議運を開く、③議運は21日だけにして開かない。ぼくの意見としては、26日に開く案を提示した。議長は院外議員として議運は開かなくてもいいのではないかという意見を示した。議論にはかなり時間を必要としたが、結論として、27日の朝8時30分から議運を開くということになった。
21日の議運によって議案及び議案の関係書類が、社会に開示される。議運までは情報は非開示扱いされる。これが議会の基本ルールだ。このルールを重視すれば、議会運営委員会に予算書を提出してもらうという選択肢が出てくる。今回のトラブルが発生するまで、議案書とともに事項別明細書と呼ばれる予算書が議運に提出されるのは当然のことだったので、議案書と事項別明細書と呼ばれる予算書を切り離して理解することなどは問題にもならなかった。今回のトラブルによって、議案書のなかには予算についての議案も全部入っているので、事項別明細書と主要施策一覧が表がなくても議運は開けるという「異例」の解釈が発生した。
議運の議論では、これを柔軟に考えたら言いという意見と、原則を守って議運を開くべきという意見に分かれた。
21日の議運から27日の初日までほぼ一週間日程を明けているのは、議員が開示された資料に基づいて議案を精査する期間が必要だという考え方に基づく。今回、事項別明細書と主要施策一覧表が議員の手元に届かないので、調査に大きな制限がかかることとなった。議員の中からも議運は開くべきではないかという意見が出され、議運を27日に開くということになった。
町当局は、予算の概要資料を21日に併せて配布した。これは事項別明細書と主要施策一覧表が提出できない事態をカバーするために作成されたものだった。この資料に対し、議論の途中で議員の中から「ここまで努力してくれたんだからいいのではないか」という意見も出た。
こういう形で議論は終わったが、終わった後で、担当参事がもう一点説明したいということで、報告を受け入れた。
「今日、午後から予算について記者会見を予定しています」
そう言って配付された資料は、予算の概要資料のカラー版と追加の参考資料2枚だった。この追加の参考資料について担当参事は、「議会に対しては追加参考資料として配付予定のものです」と説明した。マスコミにはカラー版に追加参考資料を付けて配布しよう、議会には白黒で対応しよう。これが当初の考え方だったようだ。しかし、このやり方ではまずいと判断した誰かが、担当参事に対し、この資料を配付して議運に説明しようということを指示した可能性もあるし、担当参事が、自主的にまずさを判断して説明に来た可能性もある。
議員は、胸襟を開いて何もかも考え方や情報を明らかにして議論をしている。この議論の場に担当参事も総務課長も同席していた。ぼくは「県議会の例でいえば、議運終了まで議案は部外秘となっており、議運終了後議案に関する情報が開示され、マスコミはこれに基づいて記事を書く」と発言していたのだから、議員の議論を見守っている中で、「かつらぎ町も、午後、記者会見を予定している」という情報は開示すべきだったのではないだろうか。この情報開示があれば、議運の重要性への認識も深まったのではないだろうか。
議員は胸襟を開いて議論しているのに、町当局は情報開示を少なくしているのだろうか。
なんとも後味の悪い終わり方だった。








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