日本はアメリカの奴隷
夜、粉河に行って少しだけ話をすることになっていたので、準備をして、集いに参加した。しかし、話の内容が、展望を語るとこりに比重を置けなかったので、自分としては不本意な話になってしまった。申し訳ない。試行錯誤を繰り返して行いたい。でもお声がかかるかどうか。ですね。かつらぎ町でもこのような集いを行いたい。
「日本はアメリカの奴隷」という発言が、参加者からもあった。ほんと属国だと思う。今年度の国家予算の中の防衛費には、日本が法的に負担しなくてもいい経費4531億円(思いやり予算2274億円、米軍再編関係経費2146億円、SACO(沖縄に関する特別行動委員会)関係経費111億円)が含まれている。これによって辺野古の米軍基地の建設費も、米軍基地内で働いている人の人件費の基本給も、海兵隊のグアム移転経費も賄われている。
「なんでアメリカの基地を日本が造っているの?、負担するべき理由も、法的な根拠もないんだよ」
これぐらいの事実をマスメディアは国民に伝えたらどうかと思う。
それなのにトランプ大統領は、日米安保は不公平だみたいなことを言っている。まさに奴隷だよね。ほんと。
こういう事実を知ったら、アメリカの基地によって沖縄が潤っているなんてことは言えない。多くの経費は日本が税金で負担しているのだ。
スクラップのようなトマホークを400発も買ったり、バカ高いオスプレイを買わされたりしている。アメリカにお金を払っているのに兵器が届いていないという状況もあり、23年度時点での未納額は113億円、未精算額は356億円という有様だ。
失われた30年の話をする中で、税負担に占める消費税の割合を紹介した。田村智子委員長が国会質問で示したグラフだ。

マゼンタ色の部分が消費税。所得が200万円未満の人が払っている税金は10.8%。この内消費税が6.3%を占める。所得が上がるに従って、消費税負担は小さくなる。如何に逆進性が強いか。このグラフによって一目瞭然だろう。
娘とお昼ご飯を食べ、夜にはホワイトデーのお返しを手渡した。めでたし、めでたし。



