アメリカの軍事戦略の本当の理由を考えた

雑感

アメリカの軍事戦略とは何だろうかということを考え始めた。
台湾有事に対してアメリカが介入し、ここに日本を参戦させる。これがアメリカの軍事戦略だ。
そこで考えたのが、イラク戦争だった。あの戦争は、大量破壊兵器があると言って、アメリカが多国籍軍を編成して侵略戦争を行ったものだった。しかし、大量破壊兵器はなかった。ではどうして、アメリカは侵略戦争だということで、国際的な追及を執拗に受けなかったのか。答えは、イラクのフセイン大統領が絞首刑に処され、アメリカの言うことを聞く政権ができたからだろう。

アメリカが侵略戦争を遂行するとき、相手国を徹底的に殲滅しないと、戦争後アメリカの責任が問われ、立ちゆかなくなる。最もアメリカを追及するのは相手国になり、損害賠償の額も半端なものではなくなる。

では、台湾有事とは何なのか。アメリカがここに軍事介入しようとしているのは、中国の共産党政権を殲滅させる必要がないからだ。台湾有事に介入し、資本主義国として台湾を独立させることに成功すれば、アメリカは、日本、韓国、台湾に足場を築いて、東アジアにアメリカの権益を確固としたものとして確立することができ、中国を押さえ込むことができる。ここにアメリカの台湾有事を最大限に利用する意味がある。

これが、アメリカの表に出さない軍事戦略の理由だろう。
日本はアメリカの盾になる。日本が、敵基地攻撃能力の判断の1つとして、アメリカがまだ動いていない段階で、中国にミサイルを撃ち込めば、アメリカが最もいい形で台湾有事に介入できる。これもシナリオの1つとして折り込まれている。日本が中国の攻撃を受けて、壊滅的な打撃を受けたとしても、アメリカは意に介さないだろう。

このような戦略の誤算についても、アメリカは考えている。戦火が拡大し、韓国、北朝鮮、中国、日本を巻き込んだ巨大な戦争になるのが最大の誤算だと思われる。この危険性をアメリカは考えているだろう。このような戦火の拡大を避けつつ、どうやって短期決戦で台湾有事を終わらせるか。ここにアメリカの苦心があると思われる。いずれにしても、東アジアの戦火がアメリカ大陸に及ばないように台湾有事を利用する、もしくは、アメリカが台湾有事を誘発させる仕掛け人になる。そう考えているのだと思われる。

いずれにしても、日本はアメリカの単なる駒でしかない。

雑感

Posted by 東芝 弘明