自動販売機に温かいコーヒーなし

出来事

役場における相談事がすんだので、自宅に戻って早い昼食を食べてから、和歌山に向かった。11時30分の少し前だった。
大粒の雨が車のフロントガラスに当たるので音がした。アスファルトには、水の膜ができているので、車のタイヤの回転で水しぶきが上がる。
大きな雨粒を見ていると雨粒の落下速度が気になった。
雨粒の大きさは、0.1ミリから0.3ミリ程度。0.1ミリよりも小さくなると、上昇気流にのって落ちなかったり、落下途中で蒸発することがある。雨粒の落下速度は、重力と空気抵抗が釣り合うところで決まるようだ。大きな雨粒ほど落下速度が速く、9メートル/秒(時速32.4キロメートル)ほどのスピードがある。冬空の場合は地上から2000メートル程度、夏空の場合、高いときには5000メートル上空から降ることもある。

紀ノ川を渡る橋を走りながら和歌山市内の南側の山並みを見た。雨で景色の色合いが下がり、少し白っぽく見える。同じ景色が、雨や雪、時刻、太陽の傾きや日差しの強さ、季節などによって違った表情を見せる。雨に打たれ濡れている景色もいい。雨の日には雨の日特有の物語が生まれる。

会議のある建物に向かう途中、ホットコーヒーを飲みたくなったので、自動販売機の前に立った。財布からお金を取り出そうとしながら、販売機のボタンを見た。上の段も真ん中も下も全部「つめた〜い」と書いている。仕方がないので、別の自動販売機を求めて、街の1ブロックにあたる範囲を歩いてみた。傘をさして歩くと色々な発見がある。2階にあるヘアカット屋を発見した。しかし、自動販売機は見あたらなかった。あきらめて会場に戻る途中で、ぼくの先輩にあたる人が、会場に向かって歩いていた。
走らないと追いつかないので、先をすたすた歩く先輩の後ろをかなり離れてついて行った。体格のいい背中を見つめていると会場の前に着いた。

夕方、会議が終了して車まで歩く間もまだ雨が降っていた。今日の雨は気温を引き下げたようだ。車に乗っている間も暖房をかけた。

出来事

Posted by 東芝 弘明