自分で動いて出会いをつくる

雑感

kazoku

お昼まで休憩した。質疑の準備が一番骨が折れる。なかなか進まない。緻密な準備をして質疑に臨む。
本番は、その準備の上に立って質疑を行う。台本のないやり取りなので、質疑の中で思わぬ変化が起こったりする。
しかし、そういう事を重ねていると、かなり疲れる。
また明日から準備に力を入れる。

そういえば、今日はいい天気だった。春の高校生の甲子園大会が始まったようだ。そんな動きがあることを今日まで気がつかなかった。
日本社会は、色々な力が四方八方に動いて成り立っている。その中で自分が関わっている世界は極小さい。自分の知らないところでさまざまな動きがある。それらの動きが、互いの交通の中で、つまり全く関係のないところで、接点ができ重なり合ったり衝突したりする。
交通事故は、その典型。事故をしなかったら出会うことのなかった人生が重なり合う。

同じことが、交通事故でないところでも起こる。
自分の意識の外で、自分の意識とは全く無関係な動きが、自分のまわりに張り巡らされている。ぼくの行動は、それらの動きを横断するようにして成り立っている。もちろん、パチンコ玉のように何かに当たることによって、はじかれたり、横っちょに跳んだりして変化が起こる。
そう考えると、人生って危なっかしい。自分の視野の外にある出来事が、自分の人生に絡みついてきて、自分の生き方を大きく左右する。

「相談したいことがあります」
そう言われて、見知らぬ人に会い、ぼくの人生の中でもいい出来事になった事例がいくつかある。
この問題を調べよう。
そう思ったことが、新しい出会いにつながったこともある。
「今回の選挙は、○○さんのところに行ってくれ」
これが忘れられない出来事の始まりだったことも多い。
「東芝君も会議に出てくれないか」
そこから深い関わり方をした例もある。

「いい人がいるので会ってみないか」
そう言われて会った女性が何人かいて、その内の一人がぼくの嫁さんになった。
「その日、空いていませんか」
そう言われて会った人との間ではじまったドラマもあった。

高校野球が始まったことを知らなかったことをきっかけにして、変なことを考えてしまった。自分の知らないところで起こっている問題が、自分に深く関わってくる。そういう事を運んでくる新しい出会いが、人生に忘れられない出来事を生み出して行く。
積極的に動き、人と会っていると、新しい出会いが新しいことにつながって行く。

人生は、そうやって豊かになっていくんだよ。
自分の世界に閉じこもっていては、変化が起こらないよ。
「人生は冒険旅行」
朝ドラの『マッサン』の家訓。
娘には、そういうことを伝えたい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明