砂利採取の調査のため花園村へ 2006年1月19日(木)

かつらぎ

朝9時に事務所集合し、花園まで砂利採取についての調査に行った。松坂ひでき県議は、吉備から清水経由で花園入りし、花園支所で合流した。
調査に参加したのは、かつらぎ町と高野口保健所、伊都振興局、共産党県議団事務局、松坂ひでき県議、赤旗記者など。かなり大がかりなものになった。
一行は、支所で打ち合わせをおこなったあと、まずスカイコンクリートを視察した。

上の写真はプラント内の水処理施設だ。生活排水を流しているというところからは、コンクリートのような固まりを採取した。美しい有田川は、排水溝のあたりで少し濁っている。排水処置は、第1沈殿槽、第2沈殿槽などが作られており、たれ流しにはなっていない。しかし、コンクリートのような固まりが生活排水のところからなぜ採取できるのか疑問が残る。
次の写真は、野積みされている生コンガラだ。

さわるとかなり固まっている部分もあるので、搬出に苦労しそうだ。仮置きのプールはほぼ完全にうまっている。雪が降り湿っていて搬出できないので、仮置きしているという説明だが、敷地内に埋め込んでいるという話もある。埋め込んでいるかどうかは未確認。どちらが本当なのかまだ判断できない。
保健所には、打ち合わせの時に搬出したマニュフェストを手に入れていただきたいとお願いした。
スカイコンクリートの調査が終わってから、認可を受けずに砂利を採取したといわれる3か所の調査に行った。気温が低く水たまりには氷がはっていた。

上の写真は、砂利の選別機であるトレージャーだ。プレートを見ると昭和51年(1976年)9月製造となっていた。2000年、2001年に稼働していたというのが花園村元建設課長の議会答弁だったが、生産から24年〜25年たっている機械が動いていたかどうか、やはり疑問が残る。
スカイコンクリートのプラント内には、砂利の選別機があるが、県の職員は、「現地で選別した川砂利は、選別が不十分で木片などの不純物もあるのでこの選別機で選別していたと聞いています」と語っていた。
ぼくは、「その話は、現地では選別せずに、スカイコンクリート内で選別していたという話とあんまり違いませんよね」という話をした。
次の3枚の写真が認可以外の場所で砂利を採取したといわれる現場だ。

素人の目から見て、それぞれの現場で砂利がとられていたかどうか、なかなか判断できないというのが正直なところだった。なかでも、このすぐ上の3枚目の写真については、砂利採取の現場だという確認はできなかった。
調査は昼過ぎまでかかった。寒かったのでみんな震えていた。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

かつらぎ

Posted by 東芝 弘明