幸せいっぱい?  2006年2月22日(水)

雑感

「芝君のブログを読んでいると、『幸せいっぱい』という感じがする」
「そんなに見える?」
話し相手は笑っていた。
現状に満足しているわけではない。
教育の抱える問題にも、政治や経済の問題にも驚きや憤りを感じている。
でも、毎日生き生きと楽しく過ごしている。
充実しているから毎日が面白い。
金銭的には自由度がなくって苦しい。
買いたい物もずっと我慢している。
「勝ち組」と「負け組」に分けると、ぼくは「負け組」の一員だ。
しかし、「負け組」でいいと思う。
ただ人間らしく生きれるだけの経済的な余裕はほしい。
道は遠い。
ほんと、人間らしく生きたいだけなのだ。
日本は確実に差別を拡大し再生産する時代へとかじを切っている。
この流れに身をまかせるのではなく、胸を張りたい。
斎藤貴男さんは、今の時代について次のように書いている。

「竹中平蔵氏は、よく『フリーライダー』という言葉を使います。『フリーライダーは権利など求めてはいけない』というふうに主張しているのですが、ここでのフリーライダーとは税金を納めていない人、脱税している人という意味ではなく、『税金をたくさん納めていない人』という意味です。つまり彼は、金持ち以外は権利を認めない、それ以外の人は義務だけはたせと言っているのです」(教育改革と新自由主義 P95)


これは、ものすごい思想だ。勝てば官軍である。
汚いことでのし上がってもお金を持っていれば、ホリエモンよろしく天まで持ち上げるのだ。
こういう生き方はしたくない。
日本型のファシズムへの準備は進んでいる。しかしこの道の先にあるものは絶望だ。
差別と選別の拡大は、ファシズムがはびこる命の源泉だ。
人間への信頼と協力。この中に新自由主義を打ち破る力がある。
ぼくは、人間への信頼を力に、人間らしく生きたい。
新自由主義の終焉への希望。その希望に重ねてこの言葉を置く。
「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」

雑感

Posted by 東芝 弘明