浦沢直樹さんというたぐいまれな才能

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鈴木敏夫さんの煉瓦屋に漫画家の浦沢直樹さんが訪れた。浦沢さんの話を聞いて驚いた。
この人の映像感覚は、普通の人の常識を超えている。
シリーズもののアニメを子どもの頃見ていて、「今週の人は絵がうまい。4週間に一度くらいうまい人が描いている」「小遣いがなかったので、あしたのジョーの第3巻を自分で考えて描いた」「宮崎駿と高畑勲の名前が非常に気になって、この人たちの参加しているアニメに惹かれていた」
こんな話がいっぱい飛び出してきた。浦沢さんは、絵の違いをリアルに見抜き、一つ一つのシーンについて絵を描く人独特の見方をしていたようだ。
「『母を訪ねて三千里』のマルコの影の描き方がうまい」──子どもの頃、こんな視点でアニメを見れた人は、そんなにいないだろう。
異才とはこういう人のことを言うのだろうなあ。


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Posted by 東芝 弘明